藤井聡太七段登場です。
この将棋は、上の図から▲6四角と角を捨てて寄せに入り、まさかの大逆転になってしまいました。
駒落ちは、特殊な心理が下手に働き、上手が強い(当然ですが)ので、下手の読みに無い手が毎回毎回出て来て、知らない内に疑心暗鬼に陥って負けてしまうケースがあります。
静止画で上の図を見ると詰みがあるのは、ある程度腕に覚えがあれば分かりますが、実戦は動体視力が必要なので見落とすと言うより、安全に勝ちたいとか、自分の王様も薄くなっているので、後から見れば何でこんな手を見えなかったのかとか、いろいろな事件が起きてしまいます。
▲7三銀と銀を放り込んで以下は、詰将棋解いていれば簡単な詰み筋で詰みます。
この問題は、簡単でしたから会員の皆さんは解けたでしょうが、これも毎回詰将棋解いている成果です。
見えなかった人は、もう少し詰将棋に取り組みましょう。