藤井聡太七段が挑戦者になり、注目を集めている棋聖戦がスタートしました。
得意の振り駒の後手は、最近では少なくなった感じで先手番を握られました。
先手でどんな作戦だろうかと思いきや、新矢倉を選択するのは何か秘策があるのか、居飛車本流なので自然と選んだのか、どうなのでしょうか。
最近は、飛車先を突く矢倉が増えて来まして、本局も同じ様な進行になりました。
先手も後手も角でお互いの攻撃陣を、牽制し合う展開から角交換になる脇システムみたいになるか、中央で決戦になる米長矢倉みたいな感じになるかと観てましたら、前者の脇システム風になり角交換後激しい戦いが続いています。
馬を自陣に作った後手番の棋聖ですが、歩切れが問題になる展開になるのか、七段は歩を7枚も手持ちにして棋聖の玉の端を詰めていますが、あえて攻撃はしないで満を期してる感じになっています。
棋聖得意の細かい攻めの繋ぎを、若き七段が受けていて反撃を秘しています。
ABEMA放送では、58%で七段やや指し易いポイントになっているが、消費時間が1時間位、棋聖より消費しています。
さて、どのような展開になるのでしょうか。