土俵中央で、がっぷり四つ東西横綱の千秋楽みたいな、将棋が続いて居る藤井二冠です。
豊島竜王の差し手の巧妙さで、同じ四つでも、藤井二冠の上手は一枚回しなのでしょうか。
僅かなリードを少し少し拡大し行く豊島曲線が見られるでしょうか、それとも意外な一手が飛び出して体を入れ替えるでしょうか。
田舎伝説として、豊島竜王の使っているコンピューターは、藤井二冠のそれより凌駕している説があります。
AI研究で、イルカ師範が上手で屋根裏師範を下手にセットしてみました。
香車打たれて、5九に逃げるのが最善らしいです。
ここら辺からが、大変な事になります。
AI得意の謎の端攻めから、控えの桂馬で下手陣を脅かして来ます。
人間のアマが勝つには、相当な中終盤力が必要になりそうです。
首筋が寒くなって来ました。
屋根裏師範だから平気でしょうが、相手がプロ棋士だったらメンタル的に、負けモードかもしれません。
上手の攻めが、切模様になって来ました。
6四桂が打てれば、先が見えて来そうです。
てなわけで、勿論飛車の差があるので、正確に指せれば勝てそうですが、強い上手と玉頭戦を戦う事になります。
指定局面から、上手の強さを調節しながら、何回もチャレンジして勝つまでの呼吸を、会得するのも良いかもしれません。
AIの時代ですから、より便利に活用してみて下さい。