△8六歩までの図。 先手:リク君 後手:Yowai61
2年前に来た頃は初心者だったリク君でしたが、上の図を見て下さい、先手中飛車で堂々の布陣です。
▲同歩に△同飛となれば不利になると判断して▲7四歩と角で飛車取りますよと指して来ました。
△7四同飛▲7五銀△7九飛と引いて、ウルサイ8六の歩を払った局面で、△7七桂成と桂馬を捨ててみた。
捨てた桂馬を▲7七同桂と取って時間差攻撃で△7六歩としてみました。
経験値の無い手順に戸惑った感じで、ここから疑問手が出ましたが、こんな時は飛車下さいと▲7二歩と指してみるのが手筋です。
こんな感じを会得すれば、更にもう一歩棋力が上がる気がします。
明日の大会に向けて、参加者はそれぞれの調整をしてた感じです。
ダイスケ君は、相変わらずチャレンジ+チャレンジで実戦過多でいつものペースでした。
グンジ君からの報告で、将棋実況者のヤスさんとマッチングして指しましたとの報告あり。
ヤスさんとマッチング出来るレベルまでになった事は、自信を持って頂いて良いと思います。
数名の会員さんと多面指しした最後に、グンジ君の挑戦を受けたは良いが疲れてフラフラ状態だったのでメイドシステムで迎え撃ってみた。
初見で見破れるかと眺めてましたら、さすがに見破られてしまい力戦将棋となり、坂田翁の銀が泣いている状態の二乗みたいに僻地に銀が追いやられるも、斬り合いになるチャンスを捉え勝負形に何とか持ち込みましたが、これ二度と使えない気がします。
居飛車型の「かまいたち戦法」それなりに準備中なので、次回は試してみましょうか。
ケイト君は、振り飛車党でしたが最近は、居飛車に転向してしまいました。
その理由:藤井七段が居飛車党なので、自分も居飛車に変えました。
居飛車屋さんの苦労もありますが、ベースがあるので大丈夫強くなれます。
文部科学大臣杯へ向けて、特別教室を開催します。
日時:5月18日(土)
13:30~17:00
場所:森下町会館
会費:無料
大会へ出ない会員さんも、参加もちろんOKです。
これから、将棋始めたい友達を連れて来てもOKです。
みなさん挙って、参加して下さい。
リョウセイ君が、初めて倉敷王将戦の全国大会に出たのが、もう9年前になりました。
その時の、低学年の部と高学年の部を観戦してましたが、どちらも仕掛けまで渡辺竜王(当時)VS羽生名人(当時)の矢倉戦最先端の戦型でした。
その時、子ども達はプロのタイトル戦を良く観ていると感心しました。
現在も、その傾向は同じだと思いますが、今の子達は下図の様な陣形を学ぶのだろうか。
先手に飛車と角が無ければ、二枚落ちの将棋と勘違いしそうな局面です。
イルカ先生の評価値は、ここで先手450点位優勢と出てました。
うちの教室でG君とかY君なんか、涼しい顔して組んで来るかもしれませんね。
時の流れは、面白いものです。