ユキナリ君に、教えを乞うた一戦より。
後手がYowai62でござります。
戦型は何とかの一つ覚えで、居飛車左美濃作戦なのですが、対右四間の対策をバッチリ適当に研究したら、誰も仕掛けて来なくなり雁木模様になる傾向がある中で、ユキナリ君は最初から得意なのか頑ななのか、雁木を最初から指して来ました。
居飛車左美濃のポイント。
1.矢倉に比べて2手早いので、先攻できる可能性がある。
2.こちらだけ研究してるので、自分の土俵で戦える。
3.角交換しないのでが穏やかで、流れ弾に当たらない。
これも、ねんりんピック用の戦法にエントリーなのです。(少しはプレッシャー感じてます。)
角と桂馬を好位置にセットして、おら~~攻撃を見せましたら、7七桂と受けて来ました。
この局面の最善手は知ってます。
それは、9五歩! 将棋AIで研究してると、多くの場面で端歩の突き捨てが出て来て、藤井二冠も良く指されています。
ですが、その後の展開を理解してないと、歩損からの逆襲が来るので怖い意味もあり、またAIがし指摘した手を指せての評価値なので、自分の棋力と相談しながらが最善手で、鵜呑みはいけません。
将棋ソフトで、研究されている会員さんのヒントになれば幸いです。
てなわけで、最善手(後からイルカ先生で検証済み)の9五歩は見送る大山康晴名人(最初のチャンスは見送る。)降臨で、1四歩として手を渡しました。(ただ自身が無いので見送ったという説がある。)
右辺で戦いが始まり、先手の飛車が浮いてるので、どう指すのかと見てましたら、南斗六聖拳!!!!
8五桂と勝負手を指されました。
ここは、慌てないでお嫁サンバで、冷静パスタを装い読みに沈む。
遅かりし由良之助と端を突いた。
同歩なら攻め道具あるので何とか奈良着と思っていましたが、そこはそれ相手も強いので手抜いて勝負手を放たれ、6五飛に銀をぶつけて困ったでしょうと思いや、8五桂で困ってしまった。
イルカ師範の判定だと、まだまだ後手が良いようですが、1秒も読んで無い手を指されると悪手を指す温床になってしまいます。
ゆっくり廻しを掴んで押し出すつもりが、投げの打ち合いになってしまいました。
銀で飛車を取りましたが、ここは5三から桂馬を打てとイルカ師範は、おっしゃられていますが、こんな手が見えれば別の世界に居られたかもで、免状だけ参段の私には無理です。
それでも三番目の小夜子で、まだまだ優勢は保っています。
飛車が取られそうなので、王より飛車を可愛がる私は飛車を逃げようかと思いましたが、駒は取られる前が輝いているとか、飛車を逃げる手は一番後に考えてより良い手が無いか考えましょうなんて、子ども達に言っているので、何か良い手は無いかと考えて三田寛子。
銀を捨て銀を打つ手が一瞬見えたのが悪かった様です。
ここは、大切な飛車を逃がす手が良かった様です。
飛車は、大切に使いましょう。
この後も、細かい攻めを繋げて渡辺名人(三冠)降臨と迫りましたが足りませんでした。