我が家のシマトネリコは変わっている。
普通シマトネリコというと、細く枝をたくさん伸ばし風にそよぐがごとくサラサラなものだ。

しかし我が家のはご覧のとおりだ。
幹は太く、下の方に枝葉はなく、上の方にこんもりと葉が丸くついている。まったくサラサラした感じはない。
下のほうの枝を落とす。毎年秋の終わりにこれをする。

枝が下のほうまであって、そこに葉がいっぱいつくると困るのだ。
それが日光を遮り、木の周囲の芝生が育たなくなるから。
そしてあまり枝を伸ばしていると、なぜか枝葉の中に、鳩が巣を作ろうとするから。
というわけで、我が家のシマトネリコはこんな剪定になっているのである。

幹の周りの枝葉を落とす。
上の方の剪定には脚立が必要だ。

ばっさばっさ落としましょう。

こうする(↓)。

わらっちゃうでしょ。でもシマトネリコは丈夫な樹だ。
来年春にはまたワッサワッサと枝葉が伸びる。
これを片付けるのが大変。

気持ちいい日だね。屋外で作業するのが楽しいくらい。

細かく切って、袋に入れて。

ずいぶん剪定ゴミがでますよ。

もういちど、カット後のシマトネリコをお見せしましょう。

こんな樹なのに、たまに鳩が巣をつくろうとしたりする。

追い出すのが大変。
結構粘り強い鳩たち。追い出してもまたやって来るのだ。でも短く切ってしまえば、やって来ない。

掃除も終了した。

これは心配が少ない樹だ。
勝手に元気に育つ。
我が家のヘンテコリンな剪定の紹介でした。