昨日早朝、峠のおかず屋 GOKURAKUの記事をこのブログに掲載したら、かなりの反響があって、驚いた。
朝5:42にアップロードしたら6時頃からコンスタントにこのブログに人が入って来た(下の画像の①)。
結局昨日の訪問者、閲覧数は以下のとおりだ。
訪問者: 6,030人(当ブログを同じ人が何度見てもダブルカウントはしない)
閲覧数 :11,822(同じ人がクリックして当ブログをあちこち見たら、それを全部カウントする)
昨日の峠のおかず屋 GOKURAKUの投稿はのべ6,898回閲覧されている(上の画像の②)。その下にトップページの閲覧が 756回とあるが、これも昨日ブログの冒頭に置いてあった峠のおかず屋 GOKURAKUの投稿を見ていると思っていい。
面白いのは多くの人がGoogle検索からこのブログに入って来ていることだ。3,907人がGoogle検索を経て当ブログを訪問していて(上の画像の③)、この数字はちょっと異様だ。峠のおかず屋 GOKURAKUはまだネット上の情報が少ないたいため、Googleでそれを検索すると当ブログがヒットする確率がかなり高い状態だったのでしょう。
さあみなさん、本日の天気は良くなるよ。峠のおかず屋 GOKURAKUに行ってみましょう。Google Mapsで表示すると、場所はここだ:
話は変わる。久しぶりにタヌキを間近に見た。タヌキが七里ガ浜住宅地の中の緑のプロムナード(↓)を横切っていった。
あるお宅の庭から出てきて、このプロムナードを横切り、また別のお宅の庭に入っていった。
鎌倉市内はタヌキが多い。
本日の音楽は懐かしいこれ♪
Rick Astley - Together Forever (Official Video) [Remastered in 4K]
彼はとってもハンサム♪
昔英国に住んでいた時にこのヒット曲が出て、カセットテープで購入したと記憶する。CDとカセットテープが共存し、レコードが消えて行った時代だ。
ところで、政治家もメディアもよく英米(その他も含むことがある)を指す言葉として「アングロ・サクソン」という言葉を使う。日本だけじゃない。世界中でだ。
・・・なんだ、いきなり。この話は(^^;;
これ(↓)は、Bloombergの今年2月12日付のニュースだ。
【Source: Bloomberg】
読んで行くと、ロシア外務省の報道官が英米の動きに反発して「アングロサクソンは戦争を必要としている。どんな代償を払ってもだ」と述べたとある(↓の画像の下線を施したところ)。
【Source: Bloomberg】
ついでに言うとその下には「ロシアはこれまで、ウクライナ攻撃の計画はないと繰り返し否定している」とある(ウソばっか)。
アングロ・サクソンとは、もともとは大陸からイングランドにやって来た人たちを指す言葉だ。
5世紀あたり、アングル人(オレンジ)がデンマークの根本のあたりから、サクソン人(ブルーと紫の中間くらいの色)がそれに隣接する北ドイツから、今のイングランドに侵入した。それらを合わせてアングロ・サクソンと言う(5世紀の時点ではすでにイングランドにおいてローマ人の勢いはない)。
【Source: ウィキペディア】
この大陸から移動して来た人たちを指す言葉「アングロ・サクソン」が、その後はるかあとになり、一般的には英米(あるいはそれ以外を含むことがある)を指す言葉として使われるようになった。
また特にイングランド人は、自分たちの文化や歴史が「アングロ・サクソン的である」とする傾向があるようだ。
しかしアングロ・サクソン的であるとは、どういう意味だろうか?
イングランドは歴史的にごった煮の国だ。
アングロ・サクソンの前はローマ人が、その前はずっと土着のブリトン人が支配的だった。
アングロ・サクソンのあとにはフランス人が入って来る。
他にも古くから北方のヴァイキングが入ってきていた。
アングル人もサクソン人も外からやって来て、一時期イングランドを支配した人たちであるに過ぎない。
さらに、文化的なものや精神的なものは別にして、DNA的には現代のイングランド人に占めるアングロ・サクソン的割合は低い。それもかなり低い。
DNA的には今のイングランド人の祖先のほとんどは、イベリア半島からやって来た人たちということになっている。
それは、ローマ人がイングランドに来るはるか前から、あの島にいた人たちなのだろう。
さらに、5世紀に侵入して来たアングロ・サクソンによるイングランド支配は11世紀には終わってしまう。
1066年にノルマンディ公ウィリアムがイングランド王になったのに伴い、それは終了したのである。
そのノルマンディとは今のノルマンディとほぼ同じで、フランスの一部である。ここからフランス語やフランスの文化のイングランドへの流入が始まる。
イングランドにとって1066年は、日本で言うと例えば1192年みたいな年だ。かつては1192年が鎌倉幕府が成立し武家政治が始まった年であると教えられた。私もそう教えられた。しかし今はそうは教えないらしい。ご存じでしたか?
ちなみに上の1066 & ALL THAT(↑)は子供向けのちょっとおふざけな歴史本である。英国では何十年にもわたり、ベストセラーだ。
その本の中のある頁に下の絵がある。左側がヘンリー8世、右側がローマ教皇だ。自分の離婚が原因で、ローマ・カトリック教会からイングランド国教会を分離独立させてしまう王がヘンリー8世だ。ここでも「6人ワイフがほしい」と言っている。
ちょっと話が脱線した。
とにかく1066年にはアングロ・サクソンによるイングランド支配は終わる。
DNA的にも歴史的にも、現代のイングランド人にとって過去の一部に過ぎないアングロ・サクソンという言葉が、米国人(たまにオーストラリア他も)にまで含めて当てはめられ、使われている。
逆に本来のアングロ・サクソンであるデンマーク南部やドイツ北部をひとくくりにして、そこの人々を「アングロ・サクソン」と呼ぶ機会もほぼない。
アングロ・サクソンって、概念的で文化的な用語になっちゃっているのでしょうね。
という、とりとめのない話。それを普通は延々とブログに書かないよね(笑) しかしそれがこの日盛んに考えたことなのだから仕方がない。
ついでにリンボウ先生の名著、イギリスはおいしい。
いい本です。
1 塩はふるふる野菜は茹でる。
いいねえ。リズムがいい。
くったくたに野菜を茹でてしまい、とにかく塩でもかけて食べればいいのだということがまかり通る英国の食事の話である。これは30年以上前の本だから、今はもう少しましなのかも。
ここでまた話が変わる。めまぐるしいね、このブログは。
私は本日とてもおいしいが、とても安いものを食べる。
猪スジ焼にんにく胡椒味を食べよう。
これはもう普通に網焼きにして食べよう。
特に調理はしない。
スズキヤさんがおいしくニンニクと胡椒味を効かせてくれているから、ただ焼くだけで食べることにした。
本日は休肝日。
私の好きな豆乳バナナ味を飲もう。
何度も申しますが、これ、おいしいですよ。
網焼奉行(この調理器具の名前)を出して来る。
ドガティ君が見に来た。
おいしい匂いがするもんねぇ。
「おとーさん、それ、ください」
猪スジ焼にんにく胡椒味を網に置く。
めちゃくちゃうまそうだなぁ。
焼けて来たよ。
牡丹鍋で出てくるきれいにスライスされた猪肉に比べたら、この商品はひとつひとつ形が違う細かい肉だ。
骨の近くからこそげ落とすのだろうか?
安い肉だ。しかしそれをおいしく食べる工夫が、スズキヤさんにはあるのだ。
切り方、下味のつけかた。そしてあらゆる部位を売る。
スズキヤさんはそこが偉い。
そして狩猟肉だからね。
肉本来の味ってものがあるわ。
水を足して再度加熱。
肉を焼きましょう。
いい香りだねえ。
キレイでしょう?
これが猪のスジ。
こうなったら(↓)、食べましょう。
おいしいわぁ。
焼いた肉ってなんておいしいのかと思わせる、猪のスジ。
塩味、胡椒味、ニンニク味。
200g、焼いてつまんで食べ切った。
スジとは言うが、別に固いわけではないよ。普通に噛める。
スズキヤさんのHPはこちらだ https://www.jingisu.com/
話は元に戻る。と言っても、アングル人やサクソン人どころではない。もっと英国の歴史を遡る。
英国で発見された1万年前のヒト(チェダーマンと呼ばれている)は、最近の研究によると、肌は褐色で、目は青く、毛髪は黒くて癖があったということだ。関心がある方はリンク先をご覧ください。
最初のYouTubeにあったRick Astleyなんてずいぶんハンサムなんだけど、彼の遠い先祖なんて、いったいどんな人だったんでしょうねえ。Astley姓ってイングランド、ウォーリックシャーに元々は多かったらしいが。
以上、イングランドを一時期支配したに過ぎないよそ者の「アングロ・サクソン」にまつわる、どうでもいいお話でした。でも私は英国人のことを安易に「アングロ・サクソン」と呼ぶのは、今後避けることにする。