「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓8月の滞在(8) 屋外木部をシッケンズで塗装

2009-08-21 11:18:40 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
先日自宅の玄関ドアの塗装をアップしたばかりだが、山荘でもその作業が必要だ。自宅はキシラデコールを使用しているが、山荘ではシッケンズである。



まずは階段から。玄関へは何段か木の階段を上がる。ウッドデッキと同じで、横倒しになっていて、雨に直接打たれる木というのは、腐食することが避けられない。

とにかく毎年夏にベタベタとシッケンズを塗装している。面倒で、汚れがちで、腰の痛くなる作業だ。しかも塗装した直後は、その上を歩けない。しかし塗装しないと腐食する。なんとも不便で面倒である。面倒くさがりの私は、もしこの階段が腐食したら、今度は金属かコンクリートで階段を作ろうと思っている。



毎年塗装をしていると、苦労の甲斐もあって築後10年経った我が山荘の階段は、今のところビクともしていない。普通のダグラスファー(米松)材で作られているが、大丈夫なようだ。この山荘を建ててくれたブレイス代表の丸山さんに最近チェックしてもらったが、「まだ大丈夫みたいよ」ということだった。



玄関ドアも塗装開始。



上画像が開始後30分。完成。ピッカピカになる。オークの木目が浮き出てキレイである。

下画像は塗装翌日の状態。木材の腐食を防ぐ効用では、シッケンズはキシラデコールに劣らないだろう。シッケンズは薄い被膜を作るので、塗装面にツヤが出ることと(好みもあろうが)、日焼けによる色落ちがかなりゆっくり進むというメリットがある。

以上、手の届く範囲でのお手軽シッケンズ塗装作業は終了した。破風や妻壁の塗装は足場が必要だ。ブレイスさんにそろそろ頼まねばならない時期が来ている。



以前、「照明器具や家具の曲線のデザインでは国産は輸入に敵わないと思っている」と書いた。オバール型のガラスの枠に見られるように、ドア板に広がる曲線や枠の幅の取り方の平面的バランスキレイだが、ドア板に彫り込まれた溝のひとつひとつも斜めから見ると、垂直的に微妙な曲線が使われているし、デザインの深さのバランスも良い。

国産でこうしたデザインを真似た洋風ドアに対面すると、「デザインをバランスさせる技では輸入品に敵わないなぁ」と思ってしまう。普通に手に入る価格帯のドアでは、国産ならむしろ直線的なデザインをシンプルに組み合わせたドア、あるいは格子戸的なものに分があると思う。
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 八ヶ岳西麓8月の滞在(7) ... | トップ | 第32回七里ガ浜夏祭り準備状... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (yann)
2009-08-26 18:56:36
南麓に別荘を持つ杉並区民(元諏訪市民)のyannと申します。
とても面白くてこちらには時々おじゃまさせていただいております。
犬の営業マンが「こけもも平」の販売を試みる記事なんか、笑いながら読んでしまいました。
また、さまざまな物件の話など、とても興味深く拝見しております。
これからも時々コメントさせていただきますので宜しくお願いいたします。
返信する
Unknown (管理人)
2009-08-26 20:11:02
yannさん

初めまして。コメント有難うございます。
杉並区民はともかく、元諏訪市民なのに、
準甲州人になってしまったのですね?
なんで? 信州と比べると、甲州って
パチンコ屋はやたら多いのに書店がほとんど
ないんですけど・・・。冗談冗談。
甲州の皆さん、失礼しました。

今からyannさんのサイトを拝見しに参ります。
では!
返信する
実は… (yann)
2009-08-26 20:35:14
昔、結婚式を挙げたのが女神湖畔だったというくらい標高の高い所が好きだったのですが、幼い頃から慣れ親しんだ蓼科方面は「寒いっ!」「雪が多いっ!」「江戸から遠いっ!」(いずれも南麓と比較して)ということで、結局は山里・南麓にチビ小屋を建てました。
でも、もしもお金も根性もあったなら、今度は蓼科方面を狙い撃ちするだろうと思います。(両方ないのでやりませんが)
返信する
Unknown (管理人)
2009-08-26 20:45:23
yannさん

そうだったんですか。

>もしもお金も根性もあったなら、今度は
>蓼科方面を狙い撃ちするだろうと

では、蜂を食べてイナゴを食べて鯉も食べて
根性を備え、是非信州側にもう一軒どうぞ!
御柱が近付いていますし。
真澄かダイヤ菊か舞姫か麗人等など
飲んで酔っ払いましょう。

しかしyannさんというお名前はどういう
ところからついたのでしょうかねえ。
ひょっとして柳平さん?・・・違うか。
藤森さんでも両角さんでも宮坂さんでも
ないですよね。

まあ、いいや。
今後ともよろしくお願します。
返信する
Unknown (yann)
2009-08-26 22:27:52
たびたびすみません。

>藤森さんでも両角さんでも宮坂さんでも
 ないですよね。

実名はこの中の一つがピンポン♪です。
(ありがちな名字ですよね)

yannというHNは、かつて一世を風靡したインスタントラーメンの「マダムヤン」からとりました。
くだらなくてすみません、、、

返信する
Unknown (管理人)
2009-08-26 22:34:12
yannさん

そうですか。
藤森さんか両角さんか宮坂さんなんですね。
河西さんではないことが確認出来ました。
てっきり柳平さんかと思ってました。

マダムヤンって、はやりまいたね。
テレビCMの音楽を思い出します。

ではまた。
返信する

コメントを投稿

八ヶ岳西麓の楽しい暮らし」カテゴリの最新記事