
午前の発表は、日本・タイ間の「お互い様ネットワーク」や「中小企業で儲かる事業継続を実践してる企業の例」などの発表の後、午後は恒例のパネルディスカッション。
新潟県の泉田知事も登壇。泉田知事は「BCPの最大のターゲットはビジネスの信用を守ること」と言う。ガスの復旧には移動式ガス発生設備というのがあって、どこにつけるかが難しい、また、中越沖では、水道ガスの復旧は、一般需要家より、工場復旧を優先した。再開が遅れて顧客を失った工場が新潟県から移転して、県民の雇用喪失を心配したそうだ。この判断は難しいが、行政は住民を説得すべしと。
事務局の米国人の話。コンピュータなどのバックアップで代替拠点を考える必要があるが、米国ではどうしているかの問いに、今は300キロ離れたところを選ぶ。これはハリケーンカトリーナの大きさという。以前は原爆が落とされても大丈夫な距離で考えられてきたという。ムム、アメリカらしい・・