資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

代替拠点は300km離れたところ

2012年08月29日 | 土木施工管理技士資格とその活用
 BCPの事業継続管理者という資格を私は持っている。この団体主催で毎年「首都圏危機管理セミナー」が開催される。昨日は終日そのセミナー、今年は「想定外への挑戦、首都圏M9」というテーマであった。首都圏の地震ではM9は想定外の大きさである。これに対応できるか考えようというもの。

 午前の発表は、日本・タイ間の「お互い様ネットワーク」や「中小企業で儲かる事業継続を実践してる企業の例」などの発表の後、午後は恒例のパネルディスカッション。

 新潟県の泉田知事も登壇。泉田知事は「BCPの最大のターゲットはビジネスの信用を守ること」と言う。ガスの復旧には移動式ガス発生設備というのがあって、どこにつけるかが難しい、また、中越沖では、水道ガスの復旧は、一般需要家より、工場復旧を優先した。再開が遅れて顧客を失った工場が新潟県から移転して、県民の雇用喪失を心配したそうだ。この判断は難しいが、行政は住民を説得すべしと。

 事務局の米国人の話。コンピュータなどのバックアップで代替拠点を考える必要があるが、米国ではどうしているかの問いに、今は300キロ離れたところを選ぶ。これはハリケーンカトリーナの大きさという。以前は原爆が落とされても大丈夫な距離で考えられてきたという。ムム、アメリカらしい・・
コメント
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