資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

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2015年02月20日 | ビジネス・経済
日本人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
クリエーター情報なし
東洋経済新報社

 今、ブームのピケティ本である。ピケティオリジナルの「21世紀の資本」は、書店で見たが、分厚く、こんな本誰が読むんだ、という感じ。そこで読みやすくて安い本書を購入。池田信夫さんの著書だ。

 「r」は、資本収益率、土地などの資産を活用して儲けた時の利益率だ。「g」は国民所得の成長率、こっちはわかりやすい。2014年度は日本はマイナス成長か、といってる奴だ。

  ピケティさんは、19世紀に遡って、世界の主な国のこの割合を税金の徴収などから調べた。すると、戦後の一時期を除いて、いつも資本利益率rが国民所得成長率gを上回っていたそうだ。

  これは経済格差が、だんだんと広がっていくという、ワニの口のようだ。資本主義の構造的なものだそうだ。全体としてはこんなことを主張している。

  そして、世界中の資産課税を強化して、格差を是正すべしと。なぜ世界中かというと、一国だけやっても、資産は他の国に逃げてしまうからだそうだ。

 でもそんなことできるのかね。まあ、こんなことが結論だから、5千円の本は買わなくてよかった。

コメント
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