![]() |
アムンセンとスコット―南極点への到達に賭ける |
クリエーター情報なし | |
教育社 |
昨日は、ある大手企業さんの会社に行き、研修のプレゼンを実施した。今度新しい研修を立ち上がるため、講師が必要だそうだ。そして言ってみれば、採用面接だ。研修カリキュラムを簡単に紹介した後、5分間のデモ講義。
リーダーシップスタイルの事例で、南極探検のところで予定の5分間の時間が来た。私が、どうしますかと聞いたら、もう少し続けて、となり、アムンゼンとスコットのリーダーシップの特徴とその隠れた部分を説明して終了。
アムンゼンは、部下がどうしたら活き活き仕事ができるかを考えたリーダーシップだったが、実はそりを引いた犬を計画的に殺して行って、他の犬のエサにした。それだけ、仕事には冷徹さがあった。
スコットは、イギリス海軍の将校、海軍の階層を組織に取り入れた。しかし、一人の部下を南極点にどうしても連れて行きたかった。実はこの部下ちょっとした怪我をしていた。極地ではちょっとした怪我でも傷が大きくなる。実際に歩けなくなり、最後はそりに引かれて連れて行くようになってしまった。そして南極点到達の帰りに全員遭難してしまった。
この話はアムンゼンとスコットの本を読んでいないとすぐには出て来ない。その後何点が質疑があって、終了。採用されれば秋からの仕事になる。さてどうかな。