私の支援している建設会社から毎月社内報が送られてくる。今月号は、「1級土木施工管理技士合格体験記」が載っていた。6名分である。私が昨年、一昨年支援した受講生も顔写真入りで載っている。(写真は、特集のタイトルを載せました、顔写真・文章は個人情報のため省略)合格者の体験を読むのは嬉しいものだ。
体験記には、①勉強の進め方はどのようにしたか?資格取得の目的は?苦労したことは?、②学科試験・実技試験での戦略は自分として何を考えたか?何回目の合格?、③これから受験される方へのアドバイス、である。
全体をまとめると、①合格された方は皆、毎日学習をしている。実技試験は、私の添削のことを書かれた方も何名か、最近はアプリを使っている方もいる。②初回の受験から5回目までいろいろだ。また学科も全部学習するのではなく、苦手の分野は省略している。③理解できるところが重点的に学習、気が乗らないときはその日はスパッとあきらめる、業務で使っていることも出題されるため、日常の業務を理解することも大切、とためになるアドバイスが書かれている。
この企業さん、社内報に毎年資格試験の合格体験記を載せている。このような試みは、受験者にもこれから受験してみようという方にも、そして会社全体にも、自己啓発にも力を入れているというベクトルが見えて、いい影響がある。続けてもらいたいものだ。