笠ヶ岳を降りて、平湯温泉へ。バスで帰宅すると終電の時刻になる、なら休養にもう一泊しようと、素泊まりの宿を予約しておいた。安房館という宿だ。温泉は玄関前に源泉がある、かけ流し、温泉ファンとして、こちらも楽しみだ。
まずは温泉の泉質から、ナトリウム・カルシウムー炭酸水素・塩化物泉で、低張性中性高温泉だ。温泉成分は1.2g/kl とギリギリ療養泉の基準をクリア。ペーハーは6.6と中性、泉温は54.8℃だ。角質を取る炭酸水素と、保湿の塩化物のリンス・イン・シャンプーの温泉だ。
温泉は、近くの焼岳、乗鞍岳そして、アカンダナ山からの湯らしい。アカンダナ、平湯のそばの山で、この山は登山道がない活火山だそうな。そして、内風呂は、ヒノキの風呂。
それに岩風呂の露天。お湯は多少濁っている。随分と使った脚にご褒美、脚を伸ばして撮影。
宿の傍にコインランドリーがあるという。大型機械が3台稼働している。近所にお土産屋と食料品が売ってる店もあるという。洗濯・乾燥している間に、今夜の夜食と朝食、それにお土産を買う。欲しかったカップのインスタントコーヒーも入手、よし!
帰り道、夕食に立ち寄る、バスターミナルから「飛騨牛」の字が目に入って離れない。そこで飛騨牛の焼き物を注文。美味しかった。
翌朝、宿のおばさんに、昨日は笠ヶ岳に登ってきたというと、あら部屋の窓から見えるよだって、確かに窓から、笠ヶ岳の雄姿が望めた。そうか平湯からは地元の山なんだ。
5日に亘った、笠ヶ岳登山シリーズ、これで終わります。何かの参考になればと思います。