kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

しっかりとやる

2017-07-23 | 陸上競技
土曜日、この日は競技場が使えないため学校で。グランドが広く使える感じだったので120mを走ろうと思っていました。トレーニングも含めてやるべきことをしっかりとやっておきたいなと。

アップメニューを4種目。その後、DMを。これだけでかなり汗をかく感じがありました。ほとんど練習をしていない状況ですがやはり気になることが。「行動が遅い」なと。2年生はテキパキ動くようになっているのですが1年生が完全に「受け身」になります。自分から考えて動くという感じが足りない。誰かの後ろについていくだけ。すでに練習を開始して3か月が経過しています。積極性が足りない。練習を見に来てくれていた3年生も「なかなか成長が・・・」と嘆いていました。主体性がない。この部分は間違いなく競技に出る。「考えてやる」ということができないからです。

その話をしましたが・・・。なかなか。

前日の練習の中で気になった動きを少しだけ修正することに。膝締めの動きがあまりできない。1年生は特に。地道にやっていないというのもあるのですが。その場での動きとランジからの動き。更にはチューブでのもも上げ。スティックを使っての接地。終わってから両足での膝締め。ここまで来ると出来ない者との差が顕著になります。膝から下が締まらずにひっかくように動く。前接地になる。意識して修正しようとするか、とりあえずやるだけか。難しいですね。

終了後はハードルドリル。そのままの流れでDM往復走。ここまででかなりの時間を要しました。この夏は大切だと思っています。時間をかけてしっかりと動きを修正したい。定着するまでには時間がかかります。繰り返しやっていくしかないと思っています。時間を有効に使えるかどうか。

一息つくという意味も込めてシャフトトレーニングを。こちらの練習はできていますがシャフト補強がしばらくできていません。走るほうが多くなってきているのが気がかりです。どうすれば効率よく時間を使えるようになるかは考えないといけないと思います。走練習も大切。それと同等にトレーニングも重要だと考えています。

スパイクを履いてウインドスプリント。そこから「加速ドリル」を。これまで何度かやっていますが上手くいきません。2年生と1年生の差もあると思います。近くで見ながら指示を出す。2年生が1年生に指導しながらやる。そのためかなりの時間を要しました。人数的なものもあります。道具の数が足りなかったりするのでその部分でも時間を要しました。

壁引き出し、タイヤ押し、低重心、スケーターズジャンプ、スタブロからのDM投げ、スタブロからのチューブ5歩、スタート。これを組み合わせての練習。負荷が高いというよりは意識して練習するのでキツイと思います。やるだけではなかなか効果は出ません。きちんと出来ると随分動きが変わります。

数日間はNに必要な練習をメインにやっています。水曜日はスタンディングからの加速段階、木曜日はスピード持続、金曜日は中間の動き、土曜日にスタブロからの加速段階。全ての部分の練習を毎日やっているつもりですが、中でもメインにする部分も作る。まーなんとなくですが(笑)インターハイに出る者は1週間程度の強化練習、それ以外の者は2週間の強化練習。疲労度は高くなるとは思いますが課題とする部分を徹底したいと思っています。

最後に120m中心に走練習。3日連続で120mを走るというのはこれまでほぼなかった気がします。あえて走る時間を作っています。本当は男子は男子、女子は女子で競争させると良いのだと思いますが最近は混合にしています。2年生が男女で多少なりと打ち解けてきました。そのこともあってこの形の方が良いかなと。

120mのタイヤ引きを1本やってから120mを2本。少し休憩をとってから120mを2本と60m。暑さの中ですし、数日間の疲労もあったと思います。それでもよく走っていました。少しずつですがタフになってきているのかなと。走り込みといえるほどの量ではないかもしれません。うちにとってはかなりの量です(笑)。何人かはかなり良くなりました。取り組みの姿勢も含めてです。この流れに1年生が乗ってもらいたいのですが。

練習後、履歴書指導。いや、とにかく大変です。プライベートなどは存在しないなと痛感しています。世間一般とはかけ離れているなと(笑)。いやはや。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピード刺激

2017-07-23 | 陸上競技
金曜日。この日は競技場で練習。ポールの練習のこともあるので。学校でできる練習は限られています。ポールの練習をやろうと思えばやはり競技場でやるしかない。この部分はどうにもならない部分だと思います。準備等に時間がかかりますがそれでもやるしかないなと。

練習の初めの段階でちょっと思うことが。一事が万事。そう言い続けていますがやはりこの日も。練習をきちんと開始したい。「当たり前」のことがきちんとできていない者がいました。練習に参加させるかどうか周りの者に考えさせましたが「どうするべきか」を諭されて参加へ。初歩の初歩という感じではあるのですが。

アップは軸をやってから倒立。そのままの流れで久しぶりにハードルリズムスキップを。リズム感覚も必要です。出来ない者も複数。単純に走るだけではなく様々な動きが必要だなと感じました。競争形式でやり負けた方が補強。明らかに差がつく部分もあったのでここは考え物です。ある程度体が動くようになったのでマークを使った競争。ほとんど遊び感覚です。

10m・20m・30mのところにマークを置いておいてそれを回って帰ってくる。それだけのことです。競争にしました。走っていってバック走で戻ってくる。この競争は結構盛り上がります。更にはスキップまで。バックスキップができない選手も複数います。とにかく様々な動きを入れていきたいなと。

身体ほぐし的な練習をしてからハードルドリル。チューブもも上げまで。少し膝が開くなという感じがあったので。スパイクを履いてウインドスプリント。チューブ5歩をやってから前半マーク。前日の流れもあったので確認の意味も込めてこの手の練習をやりました。この日の課題は「中間走」でした。前半マークの流れの中から中間での足の動きを意識。走り自体は「フォロースイング」に意識を置かせています。そうなると足先だけの動きになりがち。ここも含めて練習していきました。

中間マークを3本2セット。50m位の距離になります。それを常に全力で走り続ける。暑さの中でしんどい部分もあると思いますが徹底しました。どうしてもピッチに頼りがちになってしまう走りをする者もいます。そのためこういう「中間マーク」は効果的だと思いますね。普段から走りができていない者は間違いなく「動きが遅れてしまう」ことになります。

身体の前での接地になるとどうしても「地面を蹴る」感覚になりやすいなと感じています。土の上ではそれでも進むかもしれません。パワーで。タータンの上ではやはり上手くいきません。反発をもらうためにもきちんとした接地をするべきです。中間マークでそういう部分まで意識できると良いなと感じています。

少し休憩をはさんでカーブ直線を。これは2人ずつ行いました。先日の記録会で走った記録で分けることに。女子は男子と一緒に。競争相手になるようにしました。「女子のため」という見方もできますがこれは一緒に走る男子のためにもなります。同じレベルの女子と走ることで最大スピードの練習になる。女子は女子で男子に引っ張ってもらってスピード練習になる。明らかなスピードの差であれば難しいですが「0.1秒」くらいであれば問題なく走れます。これを3本。見ていて競争になるので面白いですね。

かなり走って最後にスピード持続系の練習を1本。男子は250m、女子は120mとしました。女子は前の練習と同様「男子と一緒に走る」形にしました。250mを走る男子と別にですね。専門種目の関係もあって250mまで走らなくてもいいかなという選手もいたので女子と走らせました。Nに関しては走る者がいなかったので女子ポールの練習を手伝いに来てくれていた男子ポール選手に引っ張らせました。これがちょうどいい感じ。スピードに余裕があるのでNよりも少し前を引っ張り続ける形にしました。

男子は250m。フィニッシュで同じになるように距離のハンデを。残念ながらあっという間に抜かれてしまいましたが。400mのための練習をするようにしたいなと思っています。いろいろな事情があってなかなか400mのための練習ができません。だからといって「やらない」ままではやはりレースにならない。こういう部分も含めてしっかりとやっていきたいと思います。動きの感じが良くなってきています。これから。

練習が終わってから学校に戻りあれこれ。履歴書指導と会議。うーん。なかなか。本当は中学校のレースを見に行きたかったのですが。移動時間なども考えると到底無理。時間的な余裕が全くない中で生活をしています。仕方ないのですが。

3日間連続でそれなりに走りました。疲労感もあると思いますが。やるしかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする