碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

<生放送>巡礼の旅

2009年03月14日 | テレビ・ラジオ・メディア

今朝の札幌は曇り。

さっき少し雨がパラついたが、今は止んでいる。

しかし、午後からは雨。そして雪になるという予報だ。

週末の北海道は荒れる。

今日は、まず北海道テレビに行き、「スキップ」の見学。

”地域情報バラエティ”を標榜する1時間番組。

出演は、アナウンサーの小野優子さんと、FMラジオのパーソナリティとして知られる北川久仁子さん。そして、「おにぎりあたためますか」で大泉洋さんと共演してる佐藤麻美さんだ。年代的にも近い女性3人による<生放送>である。

昨日の「トークDE北海道」や「イチオシ!」もそうだが、この生放送という機能というか、スタイルというか、テレビならではのチカラを、番組としてどう生かしていくかは、すごく大事。

民放は県域放送、つまり基本的に地域限定放送だ。その地域で暮らす人たちにとって、テレビの生放送、生番組がどんな意味を持つのか。そこに興味がある。


その後は、FMノースウエーブに移動し、「ステーション・ドライブ・サタデー」の中で「大人塾リターンズ」の生放送がある。

前回の札幌もそうだったが、天候が荒れそうで、今夜もまた飛行機が気になる。でも、まあ、いつもしっかり飛んでくれるのだ。強気でいれば、大丈夫(のはず)。

祝!「イチオシ!」放送1500回

2009年03月14日 | テレビ・ラジオ・メディア
         HTBのキャラクター「on(オン)ちゃん」


昨日、HTB北海道テレビの「イチオシ!」が、放送1500回を迎えた。

記念の日に出演させていただいたわけで、光栄です。

「イチオシ!」の放送開始が2003年。スタッフに聞くと、第1回からずっと参加しているのは、司会のヒロ福地さんだけだそうだ。

北海道における平日午後のテレビといえば、長い間、“ローカルワイドの優等生”であるSTV札幌テレビ「どさんこワイド」の独壇場だった。ダントツの占拠率で、他局は何を放送しても敵わなかった。

そんな“火中の栗”みたいな枠に新規参入した「イチオシ!」だが、今では互角の戦いぶり。最近は「どさんこ」をしのぐ勢いで視聴者の支持を集めている。

継続こそチカラなり。また、全体にまじめ、真摯な制作姿勢に好感がもてる。

昨日の1500回記念は、視聴者への「感謝」と「還元」に徹していた。1500という数字にこだわり、デパートとのコラボで、1500円に設定された様々なサービスを展開していた。

すでに、地方局の厳しいサバイバルが始まっているが、「地域の皆さんのための、地域情報番組」というスタンスは、ますます大切になっていく。

祝!1500回。目指せ、次の一里塚2000回、である。