五十嵐威暢(いがらし・たけのぶ)先生が、母校である多摩美術大学の学長に就任された。
それをお祝いするパーティに参加。
私も関わっている美術館プロジェクトの方々を含め、道内の銀行頭取から自治体の首長まで、五十嵐ネットワークともいうべき多彩な方々が集まった。
そして、今朝。
札幌から空港に向かう列車に乗る前にと、駅の地下に設置された五十嵐先生の新作「テルミヌスの森」(テラコッタによる巨大レリーフ)を鑑賞。
この大作、滋賀県信楽の制作現場で拝見したものとは、また印象が違っていた。
森と呼ぶにふさわしい奥深さと静けさ。
人々が交差する駅という場に、こうしたアートがあることの意味。
そんなことを思いつつ、ここに掲載した写真を撮っていたら、なんと五十嵐先生ご夫妻が現れて、びっくりした。
偶然というより、先生には、こういうふうに、人を呼び寄せる不思議なチカラがあるのです(笑)。