碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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『週刊新潮』で、矢口真理サンの婚約報道についてコメント

2011年05月27日 | メディアでのコメント・論評

元モー娘。の矢口真理サンが、めでたく婚約。

それを「朝日新聞」が他紙に先んじて報じたそうで、『週刊新潮』の取材を受けました。

最新号(6月2日号)に、記事が掲載されています。


大新聞が“婚約”を報じるほど「矢口真理」は
大モノか?


元モーニング娘。の矢口真理(28)が47㌢もの身長差を乗り越え結婚!

どーでもいいや、というなかれ。なにせ、そのどーでもいい話を天下の朝日新聞が、いち早く報じているのだ。

クオリティペーパー朝日が矢口の“婚約”を記事にしたのは5月21日付夕刊。

他の全国紙は翌日の朝刊(読売は23日に“結婚”記事)だったから、朝日はこれを“抜いた”わけだ。

「注目されたい、というフラストレーションが記者に溜まっているんでしょう」と呆れるのは、コラムニストの勝谷誠彦氏である。

「モー娘。の大ファンが、入社10年を経て好きな記事が書けるようになったのでは。嬉しかったんでしょう、矢口の婚約が・・・・」とは上智大学の碓井広義教授(メディア論)だ。

「かつての朝日なら結婚記事にも人を選んだものですが、若い人にも読んでもらいたいのか軽くなった」(同)


例えば、06年1月7日には、かの“入試に出る”「天声人語」にも“モーニング娘。”の文字。翌年5月3日には、文化面で写真入りで論じたことも。


・・・・記事は続けて、ここ1年の間に朝日新聞が“AKB48”に関する記事を大量に載せてきたことを伝えている。

それはスポーツ新聞である「スポニチ」さえ遥かに凌ぐそうだ。

ふーん、そりゃ、すごい。

で、矢口の婚約に関しては、朝日側から「読者の関心は高いと判断しました」とのコメント。

記事のシメは、「145㌢、元モー娘。矢口も大きくなったもんだ」でした(笑)。


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