碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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「全国広報コンクール」の結果発表

2011年05月22日 | テレビ・ラジオ・メディア
(信濃毎日新聞 2011.05.20)


「全国広報コンクール」の結果が発表された。

日本広報協会が主催するこのコンクールは、地方自治体の広報活動を顕彰するものだ。

広報紙や広報誌といった部門別になっており、各都道府県の審査・推薦により提出された作品の中から特選、入選などが選ばれる。

私は広報番組などの「映像部門」の審査委員をさせていただいている。

今年の受賞作は以下の通りです。


全国広報コンクール2011(平成23)年 「映像部門」審査結果


<特選・総務大臣賞> 
長野県宮田村 「あめつちとともに~唐木順三が残したもの~」

<1席> 
新潟県長岡市 「ガオ!」

<2席> 
東京都台東区 「台東スケッチ 『おもてなしの支度』」

<3席> 
群馬県高崎市  「『広報高崎』で振り返る たかさきの10年 2000~2010」

<入選> 
神奈川県厚木市  「お蚕さんと過ごした日々」

<入選> 
石川県宝達志水町 「宝達高校吹奏楽部~杉田バンドの挑戦~」

<入選> 
兵庫県西宮市   「まるごと市政『西宮の記憶~語り継ぐ戦争体験~』」



・・・・特選・総務大臣賞に輝いた宮田村の広報番組は、文芸評論家・思想家の唐木順三を扱ったもの。

筑摩書房を興した古田晃を支えたのが臼井吉見や唐木順三だ。

筑摩書房創立70周年の今年、こうして唐木の名前が出てきたことに感慨があります。

講評などは、来月発売の「月刊 広報」6月号で。