地下鉄で早稲田へ。
大隈公にお会いするのも、秋に呼ばれる就職セミナー以来。
お久しぶりです(笑)。

14号館402教室で、マスコミ学会春季研究発表会のワークショップだ。
タイトルは「地域メディアの役割~地域テレビ局の報道活動の現状調査から」。

司会者:碓井 広義(上智大学)
問題提起者:田原 茂行(常磐大学)
討論者:村上 雅通(長崎県立大学)
全国各地の放送局で展開されている、個性あふれる報道活動について話し合った。
今回のメインイベントは、田原さんによる実例を挙げての現状調査の報告だ。
説明の中で番組のDVDも流された。
熊本放送「熱血ジャゴ一座只今参上!」
南日本放送「やねだん~人口300人、ボーナスが出る集落~」
日本海テレビ「鳥取方式による校庭芝生化普及キャンペーン報道」
富山観光アニメプロジェクト「泣かせる空に会いたい」
ポイントとなったのは、見る人が「希望」や「可能性」を感じるジャーナリズム。提案型ジャーナリズム。そして人と人をつなぐジャーナリズムだ。

村上さんからは、「ジャゴ一座」も「記者たちの水俣病」も、どちらもジャーナリズムであり、地方活性化のお手伝いである、といった話を聞かせていただいた。
また会場の参加者の方々からも、「公共社会への貢献」など、いくつものご意見があった。
皆さん、3時間という長帳場、おつかれさまでした。