碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

今週の「読んで書いた本」 2011.06.17

2011年06月17日 | 書評した本たち

今、電車の中で読んでいるのは、大沢在昌さんの『新宿鮫Ⅹ 絆回廊』(光文社)。

久しぶりの“新宿鮫”新作だ。

ページが減るのが惜しくなり、時々読むのを止めて、地下鉄の暗い窓外を眺めている(笑)。


「今週、読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。

伊集院 静 
『いねむり先生』 集英社

阿川佐和子 
『咲くも咲かぬも花嫁修業』 東京書館

山口 淳 
『PAPA&CAPA~ヘミングウエイとキャパの17年』 阪急コミュニケーションズ

高三啓輔 
『字幕の名工~秘田余四郎とフランス映画』 白水社



・・・・色川武大(阿佐田哲也)さんと伊集院静さん。

先生と呼べる存在のありがたさ。

『いねむり先生』を読んでいると、我が師・浜光雄(児童文学者・はまみつを)先生を思い出します。


* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(6月23日号)に掲載されています。