富良野から札幌へと戻る途中、三笠の炭鉱跡に立ち寄った。
その一つが「旧 住友奔別炭鉱立坑」だ。
奔別炭山は明治13年に発見、明治35年から開坑に着手された。
昭和46年に閉山するまで、約70年も石炭を掘り続けた場所だ。
往時の立坑の高さは約50メートル。東洋一を誇った。
今は完全な廃墟だ。
鳥の声だけが響いていた。
原発事故以来、エネルギー問題が云々されているが、誰もいない“産業遺跡”に立っていると、様々なことを考えさせられた。
そして、札幌から千歳へ。
空港に行く前に、「お食事処 柳ばし」で昼食。
今日は、久しぶりの「とんかつ定食」に、お母さんが庭で育てた野菜だ。
店内は満員で、いつものカウンター席には座れず、お座敷でいただいく。
ごちそうまさでした。