碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

シンポジウム満員御礼

2013年03月21日 | テレビ・ラジオ・メディア

21日に開催された放送批評懇談会シンポジウム2013 「ローカル
パワーの創り方」。

おかげさまで、会場がいっぱいになる盛況で、まさに満員御礼です。

講演者、パネラーの方々、そして参加者の皆さんのおかげで、充実した内容のシンポジウムにすることが出来ました。

ありがとうございました。




放送批評懇談会シンポジウム2013
ローカルパワーの創り方

【主催者あいさつ】



【基調講演】
デジタル時代(エイジ)の放送哲学
~ローカリズムとデジタルヒューマニズム~


テレビマンユニオン会長 ゼネラルディレクター 取締役
重延 浩



【特別講演】
ローカルパワーを応援!
~全国47都道府県芸人移住プロジェクト~


よしもとクリエイティブエージェンシー代表取締役副社長
泉 正隆




【プレゼンテーション】
ローカルパワーで挑む新ビジネス



テレビドキュメンタリーの劇場展開
東海テレビ放送プロデューサー 阿武野勝彦

デジタルサイネージで新たな収入構築
北陸朝日放送コンテンツ企画部 伊藤祐介



ローカル発のVOD事業をリードする
北海道テレビ放送取締役 上杉一紀

地場産業と歩む放送局
MBC開発代表取締役社長 陶山賢治

独立局コンテンツの“創意工夫”
テレビ神奈川編成局長 関 佳史

司会/碓井広義 上智大学教授







最後の「言いたい放談」、そして4月から・・・

2013年03月21日 | 「東京新聞」に連載したコラム

東京新聞に連載してきたコラム「言いたい放談」。

ラストとなる今回は、この2年間への感謝をこめて書きました。


これからも大竹さんと

このコラム、今回が最終回になる。あれも書きたい、これも言いたいと思いながら瞬く間に二年間が過ぎた。初めてお会いする人から、「東京新聞、読んでますよ」と言われたりすると実にうれしかった。

テレビプロデューサーをしていた頃、スタッフによくこんなことを言った。「いつまでもあると思うな、親とレギュラー」。もちろん本当は親とカネだが、レギュラー番組をやっているとつい永遠に続くような気になってしまう。そこに油断や隙が生じる。番組作りに甘さが出る。
それを自戒する言葉でもあった。

実際、どんな番組にも終わりはやってくる。視聴率が低ければ三回で消滅することもある。いや、評判がよくても放送局の事情やスポンサーの都合、時には不祥事で、番組は簡単に終わってしまう。その意味で、無事完走させていただいたことを、読者の皆さんに感謝し
ます。

そして、最後にひとつ報告を。なんと四月五日からBSジャパンの新番組「大竹まことの金曜オトナイト」(金曜夜十時五四分)にレギュラー出演することになった。週末深夜に展開する大人のための“言いたい放談”番組。どんな内容になるのか、私にも未知数だ。しかし、何かを生み出す試行錯誤ほどワクワクするものはない。

楽しい試行錯誤の連続だったこの二年、本当にありがとうございま
した。

(東京新聞 2013.03.20)