発売中の「女性セブン」(4月4日号)に、フジテレビのドラマ「最高の離婚」の特集記事が掲載された。
中身は、いわば「名セリフ集」だ。
この記事の中で、コメントしています。
上智大学文学部新聞学科教授の碓井広義さんは、
「夫は、現実では妻に本音を言えないものですが、このドラマの中の男たちは言わざるを得ない状況に追い込まれていく。そして妻のセリフも、男の無自覚に自己中なところをあぶりだして奥深い」
と言い、「だから、夫婦で一緒にこのドラマを見ると非常に危険(笑)」と続ける。
「夫や妻に、自分の気持ちを見透かされるんじゃないかと焦るんですよ」(碓井さん)

結婚は、3Dです。3D。打算、妥協、惰性。そんなもんです。(光生)
前出・碓井さんが選んだのは、「相手が哀れだから、自己犠牲で離婚しない」と語る光生のセリフ。この後、彼が帰宅すると、すでに離婚届けは出されていて・・・・。「空気を読んでいない光生という男のキャラが、よく出ている」(碓井さん)。