東村山市の施設は誰のために、何のために作ったか?

2007-10-07 01:24:28 | Weblog
先日の記事についてコメントを頂きました。

改めて、東村山市の公益施設(公民館、集会所)は、一体誰のためにあるのか?
何のために作ったのか?
が、問われているんだな~と思います

老人会、障害者団体、福祉団体、社会教育活動・・・などなど、
コレまで、お金は無いけれど、しかし、世の中のことを知り、
より良い生活を営み、社会のことを学び、近隣の助け合いの精神を培い、自治を育て、子育てのこと、男女平等、人権問題なそ家庭生活上の悩みや問題発生のメカニズムと対処法、などなど
公民館活動や、集会所を使っての自治会、老人会活動などが、
各人の思いで取り組まれてきました。

ところが、東村山市では
お金が無い、行政改革だ、使う人と使わない人の負担の公平だ
と、それまで無料であった団体の活動が軒並み有料となりました。

その結果、市民はお金のかからない東村山市の施設以外のところに、活動場所を移さざるを得ない、そんな状況が生まれているのです。

東村山市の収入は、明らかに増えました。
その意味では、全面有料化にした意味は、確かにありました。
でも、住民の活動は減ったんです。

東村山市の市長さん、職員の皆さん、満足ですか?
市民活動が活発なことより、お金の入ってくる方が、東村山市にとっては有意義なことですか?
市民から使われることの無い施設は存在意義がありますか?

市民の利用回数は減ったけど、収入は増えて、行革の効果があったと自慢しますか?

ある絵手紙の活動をしているグループの人が言っていました。
「公民館で午後の二コマ借りなければ、描いた後の合評まで出来ない。
でも、それでは会場費が倍になるので、描いて、あわただしく片付けて帰る。
なんだかつまらない。無料ならお互いに批評し合って、もっと上手に、
もっと楽しい活動が出来るのに・・・」と、

つまり東村山市は、こうした生き生きと自ら学んできた人々、
生活を彩り豊かな物にしたいととりくんできた人々から、
その場所を奪ったのですが、
その目的が達成できて良かったと考えるのですか?

お金を幾らでも払ってくれる企業にどんどん使って貰った方がいいのですか?

これらの問いに
「YES」
と、答えられますか?

答えられないなら、元の免除団体などを復活させるべきです。
明らかに、市民の使用が減っているのですから、
東村山市の施設は、市民が使って何ぼのものではないですか?

公民館、集会所、情報センターなど
市民のための施設は、市民の活動に使われるよう元の免除制度を復活させる」べきです。