公民館利用者は減ったのに、使用料金収入は大幅な増

2007-10-17 21:28:51 | Weblog
公民館利用の際、鍵を受け取るには7桁の番号を告げなければならず、とても大変だ というご意見を頂きました。
おっしゃるとおりですよね~
自分のキャッシュカードの暗証番号をやっと覚えている身にとっては、よくりかいできます。なんとか改善できないか ですよね~
要望は伝えます。

さて、公民館などの利用について、今度の議会で明らかになったことをお知らせします。
質疑で、有料になった今年4月から8月までの区切りで以下のことを質問しました。
その答えに、有料化以前の昨年の同月の利用者、利用回数、料金収入を調べ、比べてみました。

 富士見公民館4~8月の利用度比較

      06(H18)年度  07(H19)年度  06年度比
 利用人数  44203人 - 35000人 = -9203人

 利用回数  2743回  -  2000回 =  -743回

 使用料収入 61万1千円 - 341万1千円= +280万円

 中央公民館4~8月の利用度比較

      06(H18)年度  07(H19)年度  06年度比
 利用人数  82464人 - 58000人 = -24464人

 利用回数   4946回 -  4000回 =   -946回

 使用料収入  299万円 - 765万円  = +466万円 

富士見公民館では、利用回数(団体の述べ利用数)で、27.1%も減っているのに
         使用料収入では 5.6倍も増えていることに・・・

中央公民館では 利用回数で 19.1% 減っているのに

        使用料収入では 2.6倍に増えています。         

何か変じゃないですか

利用回数とは、社会教育団体などの延べ利用回数なので、有料化になって、各団体サークルが利用回数を減らしていることが分かります。
公民館利用者連絡会の懇談会で、絵手紙サークルの方が、
「今まで、2区分使って、絵手紙を書き、終わったら、お互いの作品の合評会をして、技術の向上を図ってきたけど、有料で、高くなって、2区分借りることが出来ず、書き終わったらさっさと片付けて帰ることになってしまい、楽しくない。」
と、話しておられました。 

また、あるグループは、
「市内の施設はお金がかかるので、お隣の市で活動することにした」
と話されました。 

そこで、先日報告した、市民活動が、施設有料化で阻害されている
ということになるのです。

私の、先の報告に、ある市民が、「段々市民が施設を使わなくなる・・・」旨の
コメントを寄せてくださいました。
そのコメントを見て、妙な感じがしました。

その方は、気をつけないと市民が愛想つかすぞ 
と、おっしゃっておられるのだと思いますが、
もしかして、行政は、有料化をすることで、市民が施設を使わなくなればよいと考えたのかも・・・
と、妙に納得してしまったのです。

まさに、市民が納めた税金で作った市民のための施設(のはず)が、
市民を阻害するのです。
この施設は、存在する意味が無いといわなければなりません。

施設の存在意義は、市民が喜んで使ってくれてナンボのものではないでしょうか

公共施設の使用料金免除制度を復活させ、
閑古鳥の無く施設でなく、賑やかな、市民の声の響く施設にしましょう。

誤字が指摘され、訂正しました。10.19