奄美の皆既日食と今は亡き妹をしのぶ

2009-07-24 23:46:40 | Weblog
天文ショー
興味はあるけど 結局接することができない
これが 今までの私の人生

今回の皆既日食
「奄美で見るために今や飛行機のチケット予約は不可能よ」
と、聞かされたのが 2008年11月の高校の同級会
「え、皆既日食? それって よその島のことでしょう?」と私
「お前バカか(とは言わなかったがそういう雰囲気)古仁屋(実家がある)でも見られるんだよ」
「え~ 知らなかった・・・」

と言うのが去年の話

すっかり忘れていて、テレビが騒いで
中継で“アヤマル岬”の中継を映しているので気がついた。
奄美大島の風光明媚な観光スポットのひとつ
小学校の修学旅行、高校時代の遠足、帰省の際に訪れる好きなスポットでもある。

テレビ中継で 奄美の皆既日食の様子を見ることができて 嬉しい

なんの脈絡もなく
マー子さん(槙子)が生きていたら きっと 帰っておいでと言っただろうにな~
と、思った。

マー子とは若くして亡くなった私の3番目の妹である。
熊本大学の薬学部を卒業し、薬剤師として働いていたが、
難病で帰らぬ人となった
能力も高く 私など足元にも及ばない、自慢の妹であった。

洋裁(私のウエディングドレス、娘たちの洋服政索)、手芸、その他さまざまな趣味もあった 星の観測もその一つであった。
夏の大三角形 などのことを教えてもらったものである。

今度の天文ショー の 騒ぎを見聞きしながら
マー子は どんなにか 興味津々で
姪たちにも見せてやろうと 帰省を強く勧めたであろうに・・・
と、天文ショーが終わってから 気がつく
馬鹿な姉なのである