保育所待機児童 170人余 保育園が足りない

2013-05-14 16:48:17 | 子育て
東村山市の保育所待機児童数が発表された。

旧カウント(認可保育園に申し込んで入れなかった数)で170人強
新カウント(認可園には入れなかったが認可外保育園に入っている児童の数を引いた数)で 90人余

以外に少ないと思う?
でもやっぱり待機児がいるのは問題だと考える?

やっぱり問題である。

保育園は本来認可施設で整備すべきで
認可外保育施設のそもそもは
産休が明けても認可園で保育を受け入れていなかった当時
仕方なく、保護者と見かねた地域の方々が共同で、
保育園に入所できる年齢(月齢)に達するまで保育をしていたところから始まっている。
私もそうした施設で働いていた。

だから、認可外の施設を利用している保護者は
当然、4月になって、保育園入所月齢に達していれば認可園への入所申し込みを行う。

いま、国も都も、待機児のカウントを正確にしない。
なぜか?
待機児として把握すべき数が増えるからである。

保護者が望んでいようといまいと
とにかく保育をしてもらっている子は待機児と見ないことにしてしまえば
待機児の数が減るので 行政の悩みが幾らか軽くなるからである。
姑息な手段である。

東京都が真っ先にこのやり方を導入した。

ということで
厳密には、わが東村山市には
公表された以上の待機児がいるのである。

この間、新設園が2園増え、保護者の期待に応えている。

今年度も 市内の小規模認可園が
定員拡大のための施設建設をしている。
この効果に大いに期待を寄せ、
この法人の努力に敬意を払いつつ

同時に
本当はまだ足りていないよね!
子どもを生んで育てて貰いたいなら 認可保育園を作らなくちゃね!
と言う声を大いに上げなければならない

保育園に入れているからと安心はできない
なぜなら 第二子、第三子が保育園に入れる保証はないからだ。

保活 という言葉ができたらしい
保護者の苦労が目に見える言葉だ
こんな言葉を使わなくても済むように
国が、東京都が、東村山市が責任を果たすべきである。

行政の責任で 子どもを生んで育てられる地域を作るべきである。
市民の代表である我々議員の責任も大きい

それをどれだけの議員が認識しているか?

保育園を作れば ニーズを引き起こす とのたまう人々に責任感を見ることはできない
みんなで責任を感じて行動しよう 


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