署名活動が終わりました

2006-10-29 23:52:51 | Weblog
東村山駅西口再開発の住民投票を求める署名活動が終わりました。

さまざまな人間模様、署名にまつわる思い、感性の違い、いろいろあったと思います。それでも、ハードルの高い、自筆で、生年月日も書いて、本当は個人情報の保護で守られるべき情報を晒して、それでも署名をして下さった市民の関心の高さに、感服です。

黙っていて、何事も無く、平穏に過ごせれば・・・誰もが願っていることです。
でも、誤解を恐れずに言えば、コレは、自分の権利を侵されても、耐え忍んで、頭を低くして、嵐が過ぎ去るのを待つことです。
自分が生きている環境を、よりよく変えるためには、自分が行動しなければ何も変わりません。誰かに変えてもらうことは、誰かに都合の良いことになりがちです。だからこそ、誰でもが、自由に物を言え、議論をし合って、人類に、国民に、都民に、市民に、居住者に、最大公約数を見出す。その際、少数の意見も大切にして、切り捨てない。こうした取り組みが必要なのではないでしょうか。

今回の署名活動では、様々な声が聞かれました。
再開発よりコミュニティバス運行して
なぜ他の自治体は子どもの医療費無料なのに東村山市は違うの?
なぜ、東村山市の税金は高いの
などです。

こうした住民の声に耳を貸さない流れは、住民の取り組みを認めず、レッテルを貼って切り捨てようとする動きを見せました。
曰く「共産党・・・云々」です。
党派を超えて、より良い物を目指し取り組もうとする住民の活動をとめようとするもくろみです。コレは、市民の力を見くびった言動だと思います。
自治体の主人公は住民です。市長や議会は主人である住民の負託を受けて、税金の使い方を決める機能、それが正しいか否かチェックする機能、二つの相反する機能を発揮しなければなりません。それが市民の負託にこたえることです。
その付託に、両機能が応えないのであれば、住民は第三の手立て、直接請求でその付託に対する可否を表明する権限を付与されており、今回はこの権限を行使するための行動でした。
これをレッテルを貼って、戦前のような流れで攻撃しようとする物は、自治法の精神を全く理解することのできない物といっても過言ではないと思うのですがいかがでしょうか。

いずれにしても、議会に住民投票条例が提案されます。
議会各会派の民主主義の度合い、住民自治の理解の度合いが試される試金石となります。
住民投票条例へ議会の賛否にご注目ください。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。