きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

博多座6月大歌舞伎/15日・17日夜の部観劇

2013-06-12 23:40:05 | 歌舞伎観劇
バスなどで30名、きもの姿で楽屋へも
「きつけ塾いちき」のOBや歌舞伎大好きな女性が、博多座6月大歌舞伎を観に行きます。

午後4時45分開演の夜の部に行くわけですが、夜の部の楽しみはいくつもあります。
●まず第一の楽しみは、九代目市川中車が、澤瀉屋(おもだかや)のお家芸「小栗栖の長兵衛(おぐるすのちょうべえ)」に挑みます。市川家から長い間離れていた中車を応援したいから行くファンも多いことでしょう。
●「小栗栖の長兵衛」の次は、何といっても襲名披露。猿之助改め、二代目市川猿翁丈・亀次郎改め、四代目市川猿之助丈・そして、九代目市川中車・揃い踏みの口上が何といっても当日の楽しみの筆頭です。口上は役者さんにとっては、一生に一度の晴れ舞台。その雰囲気は華やかで、歌舞伎ファンなら誰しも観に行きたいものです。
●桜が咲き誇る南禅寺の山門で、歌舞伎ならではの絢爛豪華な大仕掛けが見ものの「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」。
この出し物で、猿翁と中車が敵同士で対峙するという、ファンとしては見逃せないものです。
●三代目猿之助お得意の、ご存じ「義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」。市川亀次郎改め、四代目市川猿之助が、宙乗り・狐六法を勤め、猿之助歌舞伎継承を披露します。
伯父でもある三代目の芸を甥の亀次郎が受け継ぐ舞台は見逃せません。

役者さんの楽屋訪問もみんなの楽しみです。
いつも幕間に、猿之助後援会のお世話で楽屋に案内して頂きます。
猿翁丈が舞台に出ていらした頃は、歌舞伎座、南座、博多座などの三代目の楽屋に伺ってお話を伺っていました。
体調を崩されてからは、市川笑三郎丈の楽屋に伺っています。
楽屋の笑三郎さんは、いつもしっとりとして、挨拶もキチットしていらして、女形らしい素敵な方です。
今回も、笑三郎丈にお会い出来るといいのですが…。
楽屋訪問については、役者さんに了解いただいて、即日・ブログでお知らせ致します。

2008年と2009年の笑三郎丈の楽屋へ訪問(今回は10人づつで行きます。)

報道によると…
二代目猿翁丈が体調不良で、博多座の舞台に出られていません。
そのために、代役は市川右近さんになっているとか…
親子の舞台を観たいのは観客の願いですが、何よりも猿之助歌舞伎の創始者。
ご快復を祈るばかりです。

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