きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

「福岡特別講座」から「八千代座」へ

2013-06-27 22:33:39 | 歌舞伎観劇
9月の観劇を前にして
福岡で行われた、6月度の「舞踊と振袖の着付け特別講座」を終え、大宰府インターから宮崎へ向かう途中、南関インターを出て山鹿市の芝居小屋に行きました。
9月に計画した、「播磨屋」(中村吉右衛門)さんの襲名披露公演の公演場所「八千代座」の下見をしようというわけです。


桝席、花道、奈落の仕掛け
江戸時代からの伝統を受け継いで、明治後期に建設された「八千代座」。
以前、八千代座の見学や、坂東玉三郎さんの舞台を観に来たこともあり、見慣れた場所ですが、今回はゆっくり小屋の中を見学させていただきました。
桝席や花道、七三のすっぽん、廻り舞台、奈落の仕掛けなど、その当時を偲ばせるのに充分なものでした。

興味のある… 八千代座の歴史
明治43年(1910年)に創建された芝居小屋…「八千代座」。
多くの歌舞伎役者や歌手などの公演を続け、多くのの観客を呼んだが、昭和40年代に経営不振になり閉鎖。
10年後、荒れてきた建物を熊本大学工学部が調査。その後、昭和63年国重要文化財に指定される。
平成2年から、坂東玉三郎丈(大和屋)による年一回の舞踊公演が始まるなど、今日の八千代座の復興がなされていくわけです。
9月の「播磨屋」(中村吉右衛門)さんの公演が楽しみです。



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福岡講座二日目、見学者に「模範着付け」を紹介

2013-06-27 00:05:04 | 振袖着付け
十分足らずで着付け完了!

福岡の振袖と舞踊着付け…特別講座の二日目。

午後1時からの「振袖講座」には、現役の着付け師の方を含む3名の受講者がお勉強していました。

この時間は、見学者もお見えになったので、指導講師による「振袖の模範着付け」のデモンストレーションをご覧いただきました。



お勉強中の受講者も一緒に見学。

補整から始まり…襦袢…振袖…帯結び…帯揚げの始末…完成。その間十分足らず。
「早くて、きれい」…。

見学者の方も8月から入学して、一緒にお勉強することになりました。



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