きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

福岡と小倉の「専門講座」…8月5日から三日間開催!

2015-07-18 22:55:55 | 舞踊と振袖の着付け

着付け現場に役立つ技術を皆さまに…
毎月行なわれている、「舞踊と振袖の着付け専門講座」が8月も開催されます。
新たな受講生の合流も予定されており、今回も楽しい講座になりそうです。
着付けに興味を持つ主婦の方からプロの方まで、幅広い層が共に学ぶ不思議な空間を、あなたものぞきに来られませんか。
講座の日程は、下記のとおりです。



 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

着付けの技術は…盗んでしまえ

2015-07-18 01:52:48 | 舞踊と振袖の着付け

着付けを忘れてしまう
「自分できものを着れるようになりたいから、教えてほしい」…大半がそう言って入学して来られます。
「幾つかの着付け教室に行って勉強したけど忘れてしまった。」…そんな事もよく耳にする話です。
では、なぜ覚えたつもりでも身に付かない人が多いのでしょう。

着付けの経験のない方でも、「来年の娘の成人式に着せてあげたい」と「振袖の着せ付け」を学びに来られるお母さんは、数ヶ月で間違いなく技術を身に付けていかれます。そんなお母さんを何人も見てきました。
なぜ覚えるのか…成人式まで身に付ける必要があるから、学ぶ側も必死。
やはり、情熱が違うのかもしれませんね。



「教える技術」・「教えない技術」
私たちの「舞踊の着付け」は、学院長が歌舞伎座・松竹衣裳の岸田先生に長く師事し得られたものです。
一方で私は、舞台裏に舞踊の着付けを見に行きます。最初は嫌な顔もされたし、関係者から「あの人は何者!出て行って。」などと追い出されたこともありました。
それはそうですよね…プロの技術を見せてしまうなんてとんでもないことですから
そのうち、京都の衣裳方の皆さんが、一般には見せない現場を見せてくれるようになりました。
幸せなことです。
もちろん教えてはもらえません。見て盗むだけです。
メモもしませんし、ただ立って見るだけです。しかしそこはまるで技術を盗める玉手箱」

「着付けは、教えてくれないとわからない…」。当然ですが…教えない世界もあるわけです。そこは技術を盗む世界。
教室で、講師が話すもの以外に、言葉にしない帯のヒダの取り方や、巻き方、手先の決め方など、思わぬところで技術を盗めるところが多いかもしれませんよ。貴女は今日の教室で、いくつ盗むものがありましたか。…そういう目で見ていくと教室が楽しいものに早変わり。
もちろん、盗もうと思わなければ見えてきませんが…

 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする