娘に着せて振袖のおけいこ!
協会会員の S さんの今日のおけいこは振袖。
お嬢さんも同行してモデルの役を…
きものの似合うかわいい子で、学院に最初に来たときは、赤ちゃんでした。
今ではモデルも出来るほどに大きく成長してくれましたネ。
S さんの着付けを最初から担当している木下講師も、歴史を振り返りながら「感無量」。
ところでみなさん、お母さんの着付けも素敵でしょう。
上級の資格試験に向けて!
自装の着付けで上級の資格試験を受ける N さんは、着付け技術が昨年よりずいぶん上達されてきました。
指導する小浦講師も、お得意の「真剣な指導」と「楽しい笑い」を忘れません。
N さん、資格試験をがんばってくださいね。
みんなで応援していますよ。
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年令や職業によって異なる衿合わせ
大正、昭和の時代を生きた新橋の芸者さんが、次のように書いていらっしゃいました。
「帯揚げの出し具合を見ただけで、新橋の芸者か、柳橋の芸者かわかったものよ。」
それほど花街の着付けは厳格だったのかもしれません。
一般の世界でも、着付けは自分の仕事や身分をあらわす周りへの自己表現なのです。
今でもそれは変わりません。
以前、結婚式に呼ばれた時の花嫁衣裳の着付けにビックリしたことがあります。
衿は下町の女将さん風、衣紋の抜き加減は花魁(おいらん)調なのです。
つまり衿をシャープに下ろして合わせ、衣紋を思い切って下ろして肩甲骨まで見えるほど。
これが今のプロ着付け?…あいた口が…
せめて、きものを着付ける時の衿合わせでは、若いお譲さんと、既婚の女性の区別くらいはしたいものですね。