七世・中村芝雀から、五世・中村雀右衛門へ
人間国宝、四世・中村雀右衛門の次男として生まれ、芸を積み重ねてきた七世・中村芝雀丈。
現在では播磨屋(中村吉右衛門)さんの相手役などをはじめ、歌舞伎界では欠かすことのできない名女形。「京屋の若旦那」。
来年の3月から、父でもある先代、四世中村雀右衛門(人間国宝)の名跡を継ぐことになりました。
芝雀丈、ご本人の襲名についてのご挨拶は、下の中村芝雀オフィシャルウエブサイトでご覧いただけます。
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八千代座で食事をご一緒させていただきました。
「きつけ塾いちき」のOB会では、折りに触れて歌舞伎観劇を行なっています。
播磨屋(中村吉右衛門)さんと出ていらした芝雀さんと、お食事をご一緒させて頂いたのは、二年前の「八千代座」でした。
気軽にお話の出来る、人間味あふれる方。それが参加した人たちの感想でした。
私どもは、歌舞伎衣裳の着付けをさせて頂いているので、歌舞伎役者に会ったら、必ず衣裳の話をお聞きします。
「女形が裾引きの着付けをする衣裳方に、一番望むことは何ですか。」という私の質問に、芝雀丈の答えは次のようなものでした。
「裾はキッチリ入れてもらいなさい。裾がしっかり入ると動いたときについてくる。亡き父(先代四世雀右衛門)が常々言っていたことですが、私もそうしています。」
これまで、松竹衣裳の常務、故・岸田先生に三十年間、「裾を入れることの大切さ」を学んできましたが、芝雀さんに出会えて、裾引きの基本について、確信を持たせて頂きました。
来年の襲名興業「博多座公演」にはみんなで伺い、お食事をご一緒させて頂きたいと願っています。
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毎年の認定者に「時代風俗衣裳」をご紹介
「きつけ塾いちき(宮崎きもの学院)」は、「第35回講師認定証授与式」及び「秋のきものフェスティバル」今年の11月に開催することになりました。
毎年「フェスティバル」では、認定証を授与された皆さまへのお祝いを込めて、時代風俗衣裳の着付けや、和文化に触れる催しを行なってまいりました。
昨年は、歌舞伎や日本舞踊でお馴染みの「大口袴の着付けショー(鏡獅子)」をご覧頂きました。(下の写真)
今年は「十二単」のモデルを募集しています。
今年の「フェスティバル」の着付けショーは「十二単」です。
「十二単」は俗称で、正式には「五つ衣、唐衣、裳」と言いますし、皇室の皇后さまがお召しになる十二単は、「御五つ衣、御唐衣、御裳の御服(おんいつつぎぬ、おんからぎぬ、おんものおんふく)」と言います。
下の写真は、ずいぶん昔…大分合同新聞の正月特集号に掲載された、市来学院長監修の十二単です。
この十二単の着付けショーを行なうに当たり、モデルを募集することになりました。
十二単のモデルは滅多にないチャンス。
下記の条件でモデルになりたい方がいらっしゃいましたらお知らせくださいませ。
●11月5日(木)の当日と、それ以前にカツラ合わせやリハーサルで時間の取れる女性の方。
●18才から25才までの女性。(ただし、高校生除く)
●身長は158~163㎝
ご連絡先は、0120-29-8144 「きつけ塾いちき(宮崎きもの学院)」事務局
メールは、 kimono@isyoukata.com
お待ち申し上げております。
古典舞踊「祝儀の舞い」五演目を披露
7月26日(日)午後1時半から「サンエールかごしま・講堂」で、「花柳二獅弥の会」が開催されました。
この公演は、花柳二獅弥先生が、鹿児島市の若手文化人に贈られる、「第40回春の新人賞」を受賞した記念公演として行われたものです。
当日の演目は、長唄・花の三番叟、常盤津・菊の盃、大和楽・松、義太夫・萬歳、義太夫・二人三番叟の古典舞踊五曲の「祝儀の舞い」でした。
会主の二獅弥先生は、「花の三番叟」と「二人三番叟」の二曲を、他の祝儀舞いは、花柳二千翔社中の友情出演で、この会に花を添えて頂きました。
下の写真は、上の二枚が「花の三番叟」、下が「二人三番叟」です。
来年の成人式の着付け目指して
「きつけ塾いちき 鹿児島」の、例年開催している成人式の着付けの「特訓講座」…。
これまでも、折りに触れて勉強してきましたが、来週早々から本格的に始動します。
参加するのは、これまで成人式の着付けに参加してきたベテランの皆さんはもちろん、新たなメンバーも。
新成人のみなさんにとって、生涯で一度の人生の節目。
ことに女性にとっての振袖は特別な思いがあります。
今年よりさらに成長した着付けの仲間を!
そんな晴れの日に、新成人へのお祝いの気持ちで着付けることは、着付け師の初歩でもあります。
新成人のためにも、さらに着付けの技術を磨き、最高の着付けの技術を提供する。これが振袖特訓の目的です。
今から四か月間、今年よりさらに脱皮した着付け師が多く生まれることでしょう。
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「着付け専門講座、ももち教室」も四年目に
毎月一回行われている、「舞踊と振袖の着付け専門講座」の八月講座は、8月5日(水)~6日(木)の二日間、「ももち文化センター」で行われます。
講座をすすめているうちに、受講生の皆さんも確実に多くなり、学びたい範囲も増えてきています。
今では、舞踊と振袖の講座の他に、振袖の帯結びや舞台化粧、自装などの要望も生まれてきました。
着付けの先生、ブライダルの着付け師、舞踊の先生、一般のご婦人など、受講生の構成なども多岐にわたっています。
福岡県外からの方も来られていて、短い時間の中で、本当に真剣な講座が続いています。
今回から四年目に入りますが、指導させて頂く講師陣もさらに内容を充実させ、わかり易い内容
にしてまいりたいと思います。
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宮崎市民文化ホールで、小波千恵社中をお手伝い
毎年一回行なわれている「小波流ゆかた会」が、平成27年8月2日(日)、12時開演で行なわれます。
今回は、小波千恵社中のお手伝いをすることになっています。
大ホール
会場は、宮崎市民文化ホール「大ホール」
入場料は1,000円です。
日本舞踊に興味をお持ちの方はぜひご覧くださいませ。
詳しいお問合せは、090-4340-3038(小波会)まで、
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8月2日(日)、花柳絹草社中の着付けを…
宮崎県都城市の「都城市総合文化ホール、大ホール」で、市内の文化活動をしているいろんな団体が、毎年恒例の「あかりの会」(会長、石井秀弦)を開催いたします。
当日は、日本舞踊・津軽三味線など、多くの文化団体の日頃の成果が披露されます。
大ホール
開催日は、2015年8月2日(日)、12時30分開演の予定です。
入場料金は1,000円。
「きつけ塾いちき」の衣裳方も、花柳絹草(はなやぎきぬそう)社中のお手伝いに伺います。
お近くの方は、ぜひ文化ホールまで足をお運びください。
この「会」へのお問合せ先:あかりの会 TEL 090-1169-5027
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