知って得する デジタル写真⑥
50ミリ単体レンズ 「絞り」を楽しむ
最近、一眼レフデジタルカメラはズームレンズとセットで売られることが多いようです。しかし今回は、カメラの魅力を大いに引き出すことができる50ミリ単体レンズを使って「絞りの効果」を楽しんでみましょう。
写真Aが50ミリレンズです。開放の絞り値(F値)が1・4と、とても明るいのが特徴です。(機種により違いがあります)
50ミリレンズ。絞りの値が1・4、2、2・8、4、5・6、8と2倍ずつの数が並んでいて、絞りを1つ開くごとに(値が小さくなるごとに)光量が2倍になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/38/bcb2fc758b8f6170432364562add4e18.jpg)
レンズの絞りは、目盛りを一つ開くごとに光の通過量が2倍になります。絞りは、光の量を調節するだけでなく、次のように写真表現にも大いに利用できます。
写真Bは絞りF1・4、写真Cは絞りF16で撮りました。いずれも絞り優先モードを使います。ピントが合う範囲(被写界深度)がまったく違って、印象が異なる写真になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ff/0edfd69946dd0b16f097ce4fc3af1d3d.jpg)
この、絞りFl・4のピントぼかし効果を利用して撮ったのが写真Dです。背景を美しくぼかすことができました。まるで望遠レンズで撮ったように見えませんか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1d/da821fcd81aa7dd2d84bd82cc54d75d1.jpg)
写真Eは、逆に絞り込んで遠近感を出し、広角レンズのような表現になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e7/92822e877408945f7a9d3c7b915030f0.jpg)
ズームレンズをもっている人も、絞りをいろいろと変えて多様な表現に挑戦してみてください。
次回は「ストロポ光に色をつける」です。
(野間あきら記者)
「しんぶん赤旗」日曜版 2009年8月9日付より転載
SONYの50mmのマクロレンズを買った。 早速試してみた
F値を小さくした場合と大きく(絞り込んだ)場合とで、写り方が全然変わってくるでしょう。
でも、マクロレンズは接写が得意だけれど、意外と被写界深度が小さいそうですネ。
【マクロレンズの被写界深度】
マクロにせよ、普通の単体レンズにせよ、「絞り」を思いっきり楽しんでみたいものですネ!!
50ミリ単体レンズ 「絞り」を楽しむ
最近、一眼レフデジタルカメラはズームレンズとセットで売られることが多いようです。しかし今回は、カメラの魅力を大いに引き出すことができる50ミリ単体レンズを使って「絞りの効果」を楽しんでみましょう。
写真Aが50ミリレンズです。開放の絞り値(F値)が1・4と、とても明るいのが特徴です。(機種により違いがあります)
50ミリレンズ。絞りの値が1・4、2、2・8、4、5・6、8と2倍ずつの数が並んでいて、絞りを1つ開くごとに(値が小さくなるごとに)光量が2倍になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/38/bcb2fc758b8f6170432364562add4e18.jpg)
レンズの絞りは、目盛りを一つ開くごとに光の通過量が2倍になります。絞りは、光の量を調節するだけでなく、次のように写真表現にも大いに利用できます。
写真Bは絞りF1・4、写真Cは絞りF16で撮りました。いずれも絞り優先モードを使います。ピントが合う範囲(被写界深度)がまったく違って、印象が異なる写真になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/ff/0edfd69946dd0b16f097ce4fc3af1d3d.jpg)
この、絞りFl・4のピントぼかし効果を利用して撮ったのが写真Dです。背景を美しくぼかすことができました。まるで望遠レンズで撮ったように見えませんか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1d/da821fcd81aa7dd2d84bd82cc54d75d1.jpg)
写真Eは、逆に絞り込んで遠近感を出し、広角レンズのような表現になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e7/92822e877408945f7a9d3c7b915030f0.jpg)
ズームレンズをもっている人も、絞りをいろいろと変えて多様な表現に挑戦してみてください。
次回は「ストロポ光に色をつける」です。
(野間あきら記者)
「しんぶん赤旗」日曜版 2009年8月9日付より転載
SONYの50mmのマクロレンズを買った。 早速試してみた
F値を小さくした場合と大きく(絞り込んだ)場合とで、写り方が全然変わってくるでしょう。
でも、マクロレンズは接写が得意だけれど、意外と被写界深度が小さいそうですネ。
【マクロレンズの被写界深度】
マクロにせよ、普通の単体レンズにせよ、「絞り」を思いっきり楽しんでみたいものですネ!!