神戸市長選挙が、10月25日の投開票で実施されました。
結果は、現職の矢田氏の当選でしたが、4年前より3万票あまり得票減。樫野氏にあと8000票まで肉薄されました。
共産党公認の松田氏は、6万票あまり。残念ながら及びませんでした。
矢田氏は、今回の選挙で民主党単独推薦で挑み、いわゆる「オール与党」体制の批判をかわそうとしました。しかし、実際は裏で自民・公明の市議らが応援していました。
その実態を有権者に見抜かれ、大幅の得票減となったようです。
樫野氏は、当初、民主党推薦を求めたり、首長連合に推薦を求めたがかなわず。無党派を押し出して、「助役出身の市長を変えよう」と「市政変革」を訴えました。でも、実際は、「神戸空港」や「市民病院移転」、「敬老パス」などでは現市政とあまり変わらない施策もありました。一部の自民党県議も支援しました。
今のひどい市政を変えたいという「切実な思い」を受け止めた結果でしょう。
共産党の松田氏は、「開発より福祉へ」、「神戸空港は中止を含めて住民投票で」、「市民病院のポートアイランド2期への移転はストップ、現地で改修を」、「市バス・地下鉄などの敬老パスは無料に」と、市政転換の中身を訴えて戦いました。松田氏の訴えの届いたところでは、今までにない反応が返ってきています。共産党の事務所にも、この夏の総選挙以上に激励の電話がかかってきました。しかし、実際の得票では、力及ばず届きませんでした。
4年前と比べると、現職の矢田氏の得票率は、54.98%から42.94%になっています。
投票率は、前回が30.23%、今回が31.51%。
当選はしたが、矢田氏の施策がそのまま信任されたことではないことを受け止めて欲しいと思います。
【参考資料】
【今回の投票結果】
候補者名 党派 得票数 得票率
矢田たつお 無所属 164,030 42.94%
樫野たかひと 無所属 156,178 40.89%
松田たかひこ 共産党 61,765 16.17%
【4年前の投票結果】
候補者名 党派 得票数 得票率
矢田たつお 無所属 198,661 54.98%
瀬戸恵子 無所属 105,780 29.27% (共産推薦、新社会支持)
松村つとむ 無所属 56,903 15.75%
結果は、現職の矢田氏の当選でしたが、4年前より3万票あまり得票減。樫野氏にあと8000票まで肉薄されました。
共産党公認の松田氏は、6万票あまり。残念ながら及びませんでした。
矢田氏は、今回の選挙で民主党単独推薦で挑み、いわゆる「オール与党」体制の批判をかわそうとしました。しかし、実際は裏で自民・公明の市議らが応援していました。
その実態を有権者に見抜かれ、大幅の得票減となったようです。
樫野氏は、当初、民主党推薦を求めたり、首長連合に推薦を求めたがかなわず。無党派を押し出して、「助役出身の市長を変えよう」と「市政変革」を訴えました。でも、実際は、「神戸空港」や「市民病院移転」、「敬老パス」などでは現市政とあまり変わらない施策もありました。一部の自民党県議も支援しました。
今のひどい市政を変えたいという「切実な思い」を受け止めた結果でしょう。
共産党の松田氏は、「開発より福祉へ」、「神戸空港は中止を含めて住民投票で」、「市民病院のポートアイランド2期への移転はストップ、現地で改修を」、「市バス・地下鉄などの敬老パスは無料に」と、市政転換の中身を訴えて戦いました。松田氏の訴えの届いたところでは、今までにない反応が返ってきています。共産党の事務所にも、この夏の総選挙以上に激励の電話がかかってきました。しかし、実際の得票では、力及ばず届きませんでした。
4年前と比べると、現職の矢田氏の得票率は、54.98%から42.94%になっています。
投票率は、前回が30.23%、今回が31.51%。
当選はしたが、矢田氏の施策がそのまま信任されたことではないことを受け止めて欲しいと思います。
【参考資料】
【今回の投票結果】
候補者名 党派 得票数 得票率
矢田たつお 無所属 164,030 42.94%
樫野たかひと 無所属 156,178 40.89%
松田たかひこ 共産党 61,765 16.17%
【4年前の投票結果】
候補者名 党派 得票数 得票率
矢田たつお 無所属 198,661 54.98%
瀬戸恵子 無所属 105,780 29.27% (共産推薦、新社会支持)
松村つとむ 無所属 56,903 15.75%