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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

参政党 侵略美化・大軍拡… 「古くて危険」な思想

2023-04-18 07:11:09 | 統一地方選挙(2023年)
参政党 侵略美化・大軍拡… 「古くて危険」な思想

統一地方選に今回初めて臨んでいる参政党が、後半戦の市区町村議選(23日投票)に約180人の候補者を擁立し、各自治体での初議席の獲得を狙っています。同党は「新しい政治への挑戦」を掲げ、前半戦で7議席を獲得しました。しかし、その言動には「古くて危険な政治」の発想が表れています。
同党は、神谷宗幣事務局長編著の『参政党Q&Aブック基礎編』で、日本の過去の侵略戦争を、戦前そのままに「大東亜戦争」と呼び、「空軍力と海軍力」の「倍増」を唱えています。「結果として防衛費のGDP比2%が当然視野に入ってくる」と述べるなど明確な大軍拡派です。
憲法については、神谷氏が昨年7月の参院選での当選後、9条に疑問を呈し、「自主防衛体制」の確立を目指す考えを表明。党ホームページでは「日米安保条約と日米豪印戦略対話(Quad)をアジア海洋同盟として進化させ…インド太平洋地域における連携を強化」するなどと主張しています。
神谷氏は「大東亜戦争に負けたことに今の日本の衰退の原因がある」とも発言。党の事務局通信では南京大虐殺も「なかった」とされています。
ジェンダー問題では、選択的夫婦別姓の導入を否定しています。参政党の街頭演説では、アドバイザーの武田邦彦氏が「男が子どもを育児するっていうのは非常に問題」などと発言しています。
神谷氏は最近の演説で「共産党が言っていることをその通りやると日本が駄目になる。もっと二酸化炭素は減らせ、LGBTQ、LGBTQ、ジェンダーフリーでしょ。それでは共同体は維持できない」などと気候危機打開やジェンダー平等を掲げる日本共産党への攻撃まで始めています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2023年4月16日付掲載


『参政党Q&Aブック基礎編』で、日本の過去の侵略戦争を、戦前そのままに「大東亜戦争」と呼び、「空軍力と海軍力」の「倍増」を。
参政党の神谷氏は最近の演説で「共産党が言っていることをその通りやると日本が駄目になる。もっと二酸化炭素は減らせ、LGBTQ、LGBTQ、ジェンダーフリーでしょ。それでは共同体は維持できない」などと気候危機打開やジェンダー平等を掲げる日本共産党への攻撃まで。
統一地方選挙後半戦、兵庫県でも、西宮市、芦屋市、宝塚市、明石市、小野市、姫路市などで立候補。あなどることはできませんね。

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