野党統一新参院議員に聞く⑥ 山形・芳賀道也さん(61) 元山形放送アナウンサー 「政治変えられる」発信
国会開会日に、厳粛な気持ちで初登院しました。アメリカや財界の要求にではなく、国民の期待に応える決意を新たにしています。
参院選の最大の成果は、選挙期間中に改憲勢力の3分の2議席を割らせようと繰り返し訴えましたが、そのとおりになったことです。
自民党が単独過半数を割ったにもかかわらず、自公で過半数維持の目標をクリアしたとして、党内から誰ひとり責任を問う声が上がりません。不思議なことです。テストで、赤点ラインをクリアするという最低目標を達成したことで、満点をとった気分になったようなものです。
「農業の応援団」
県内各地を遊説し、アナウンサー時代の交友が草の根の力になりました。PTAの会合の講師を務めた後の懇親会で親しくなった保護者の皆さんが、口々に広めてくれました。
農業現場からの報道に力を入れていたことで、農業者の中に「芳賀はラジオでも農業の応援団だった」という声が広がっていました。こんなこともあり、卸売市場の女性部会の皆さんや農協の組合員など、行く先々で温かい声援を受けました。
安倍首相が2度も来県し、共産党攻撃による野党分断を叫びましたが、効き目はありませんでした。
日本共産党は、県内五つの野党間の違いを認め合いながらも、命とくらし、平和を守る5項目の合意にもとついて、勝利のために大きな役割を果たしてくれました。立候補を辞退された浜田藤兵衛さんに心から感謝を申し上げます。
10%中止へ運動
国会活動ですぐに手がけたいことは、非正規労働者が40%もいる中で、若者が結婚できるような職と収入を確保し、地域で安心して暮らすことができるようにすることです。
中小企業を応援して現行最賃763円を大幅に引き上げ、農業者戸別所得補償を復活・充実させる決意です。
消費税を10%に増税したら、買い控えが起き、日本経済は大打撃を被ります。増税中止の運動を急速に大きくしたいと思います。
人を幸せにする本来の政治を取り戻し、中央ばかりが大切にされ地方がないがしろにされる政治を終わらせたいですね。
今回の選挙では、「1票を入れても変わらない」というあきらめ感が低投票率という形で現れました。今後、「政治は変えられる」という思いを大いに発信していくつもりです。
(山形県・佐藤誠一)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年8月19日付掲載
山形の芳賀さんは愛媛の永江さんと一緒で元アナウンサーだったのですね。地元放送局のアナウンサーってネームバリューがありますよね。
農業を守る芳賀。期待を集めて新しい国会で力を発揮してほしい。
国会開会日に、厳粛な気持ちで初登院しました。アメリカや財界の要求にではなく、国民の期待に応える決意を新たにしています。
参院選の最大の成果は、選挙期間中に改憲勢力の3分の2議席を割らせようと繰り返し訴えましたが、そのとおりになったことです。
自民党が単独過半数を割ったにもかかわらず、自公で過半数維持の目標をクリアしたとして、党内から誰ひとり責任を問う声が上がりません。不思議なことです。テストで、赤点ラインをクリアするという最低目標を達成したことで、満点をとった気分になったようなものです。
「農業の応援団」
県内各地を遊説し、アナウンサー時代の交友が草の根の力になりました。PTAの会合の講師を務めた後の懇親会で親しくなった保護者の皆さんが、口々に広めてくれました。
農業現場からの報道に力を入れていたことで、農業者の中に「芳賀はラジオでも農業の応援団だった」という声が広がっていました。こんなこともあり、卸売市場の女性部会の皆さんや農協の組合員など、行く先々で温かい声援を受けました。
安倍首相が2度も来県し、共産党攻撃による野党分断を叫びましたが、効き目はありませんでした。
日本共産党は、県内五つの野党間の違いを認め合いながらも、命とくらし、平和を守る5項目の合意にもとついて、勝利のために大きな役割を果たしてくれました。立候補を辞退された浜田藤兵衛さんに心から感謝を申し上げます。
10%中止へ運動
国会活動ですぐに手がけたいことは、非正規労働者が40%もいる中で、若者が結婚できるような職と収入を確保し、地域で安心して暮らすことができるようにすることです。
中小企業を応援して現行最賃763円を大幅に引き上げ、農業者戸別所得補償を復活・充実させる決意です。
消費税を10%に増税したら、買い控えが起き、日本経済は大打撃を被ります。増税中止の運動を急速に大きくしたいと思います。
人を幸せにする本来の政治を取り戻し、中央ばかりが大切にされ地方がないがしろにされる政治を終わらせたいですね。
今回の選挙では、「1票を入れても変わらない」というあきらめ感が低投票率という形で現れました。今後、「政治は変えられる」という思いを大いに発信していくつもりです。
(山形県・佐藤誠一)
「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年8月19日付掲載
山形の芳賀さんは愛媛の永江さんと一緒で元アナウンサーだったのですね。地元放送局のアナウンサーってネームバリューがありますよね。
農業を守る芳賀。期待を集めて新しい国会で力を発揮してほしい。
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