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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

野党統一新参院議員にきく 沖縄・高良鉄美さん 憲法に基づく政治追及

2019-08-29 07:49:02 | 参議院選挙・統一地方選挙(2019年)
野党統一新参院議員にきく 沖縄・高良鉄美さん 憲法に基づく政治追及
糸数慶子さんが14年間、守り抜いてきた「平和の一議席」を受け継ぐことができました。選挙中、「沖縄のために頑張ってください」といった声がたくさん寄せられました。民意を寄せていただいたことに大きく感謝するとともに、重責を強く感じています。


国政に挑む抱負を語る高良鉄美さん

70年以上の思い
「70年以上の思いをぶつけてください」と訴える有権者もいました。沖縄戦後に米軍占領下に置かれ、長い間、沖縄は日本国憲法が適用されませんでした。1972年に復帰しましたが、現在も米軍基地が過重に押し付けられています。
昨年9月の県知事選から参院選まで、辺野古(沖縄県名護市)の米軍新基地建設ノーの民意を、県民が連続して示したことは大きな意味があります。民意を国会に届け、全国に向けて説明したい。
辺野古新基地建設の断念、普天間基地(同県宜野湾市)の早期閉鎖・返還、米軍機オスプレイの配備撤回を求める「建白書」の実現を目指します。
辺野古に巨大な基地を造ることは憲法の平和主義に反します。何より、明確に示されている民意を無視する安倍政権の基地建設の強行は、民主主義や国民主権、基本的人権の尊重、地方自治の理念にも反し、明らかに憲法違反です。
安倍政権の現在の行いや、狙っている改憲が、いかに無法で憲法に反しているのかを国会論戦で追及します。「まず憲法を知りましょう」と、自民党の国会議員などにも広く呼びかけたい。
消費税率10%への増税には、暮らしや経済に大打撃を与えるので反対です。米国からの兵器の「爆買い」や新基地建設をやめ、その分の税金で年金や子育て、教育、福祉の分野を手当てすべきです。

皆で心を一つに
オール沖縄には、保守から経済界の方々まで参加しています。故・翁長雄志前知事が繰り返し述べた「腹八分、腹六分で、皆で心を一つにしたい」という、建白書を守ろうという理念の下に集まっています。それがオール沖縄という枠組みの最大の強みです。
全国の市民と野党の共闘でも今後、建白書のような「原則」をつくり上げることを期待します。オール沖縄や市民と野党の共闘の継続が、安倍政権打倒と憲法に基づく政治に向かう道だと思います。
(前田泰孝)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2019年7月28日付掲載


野党統一新参院議員。沖縄の高良鉄美さんがもれていました。
沖縄といえば、辺野古新基地建設の断念、普天間基地の早期閉鎖・返還、米軍機オスプレイの配備撤回を求める「建白書」ですね。その実現のためにも、保守と革新がお互いにリスペクトしあってがんばって欲しい。

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