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「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

防衛白書を読む⑥ F35Bの導入と「いずも」空母化敵基地攻撃能力の保有に

2020-08-23 11:33:54 | 平和・憲法・歴史問題について
防衛白書を読む⑥ F35Bの導入と「いずも」空母化敵基地攻撃能力の保有に
白書は、米国から購入するF35Bステルス戦闘機について、コラムで詳しく解説しています。
「わが国周辺国は、航空戦力の近代化の進展が著しい」とし、太平洋における自衛隊の展開基盤が乏しい状況だと説明。短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機であれば、数百メートル程度の滑走路でも離陸が可能で、自衛隊が使用する全ての飛行場などで離着陸できるとし、F35B導入の必要性を訴えました。
さらに、「いずも」型護衛艦を改修し、F35Bの運用を可能とする「空母」化計画もアピール。F35Bと「いずも」型護衛艦の「連携」も強調しました。



F35Bステルス戦闘機(米海兵隊ウェブサイトから)

自民党は、敵基地攻撃能力の保有を含めた提言を政府に提出しました。ただ、防衛省はすでに、F35B導入と「いずも」空母化に加え、長距離巡航ミサイルの導入など、なし崩し的な敵基地攻撃能力の保有に向かっています。
海上自衛隊による「いずも」改修を想定した調査研究は、「米軍の後方支援実施」を目的として明示。米軍のF35Bが「いずも」に発着艦する可能性があることも、国会答弁で認めています。

「しんぶん赤旗」日刊紙 2020年8月19日付掲載


短距離離陸・垂直着陸ができる戦闘機。オスプレイとまではいかなくても、短い滑走路で離陸可能。
「いずも」型護衛艦からの離着陸を想定。護衛艦の空母化です。


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