ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

太平洋サケマス漁獲量が約24万5,000トンとなる(8月12日時点)

2013-08-13 12:20:34 | 日記
2013年08月12日
モスクワ発
[太平洋サケマス漁獲量が約24万5,000トンとなる(8月12日時点)]
ロシア漁業庁は、同庁副長官ソコロフが議長となり、通信を利用した、定例の極東地方における太平洋サケマス操業にかかる会議を開催した。
この会議には、極東地方の漁業地域管理局、地方行政、研究機関の代表者らが出席した。
今年2013年漁期開始から同年8月12日までの太平洋サケマスの生産量は、約24万5,000トンとなったが、この生産は直近奇数年2011年を12万4,000トン下回っている。
極東地域の太平洋サケマス漁業は、この1週間で5万9,000トンを生産しており、地域別の内訳は、サハリン州4万トン、カムチャツカ地方1万4,000トン、ハバロフスク地方5,000トンとなっている。
また、各地域の今年2013年漁期開始からの生産量は、サハリン州11万トン、カムチャツカ地方11万7,000トン、ハバロフスク地方1万4,000トン、マガダン州3,500トン等にそれぞれ達した。
カムチャツカ海洋漁業研究所カムニロによると、流し網漁業については、日本漁船は終了、ロシア漁船についは、東カムチャツカ海域の操業を終了し、北クリール海域4隻、カムチャツカ・クリール海域1隻、計5隻のみが現在活動している。
なお、同研究所は、計画に基づき、カムチャツカ東海岸からのサケマスの産卵行動について、航空機を使用したモニタリング調査を開始した。

(参考 前年2012年同期情報)

2012年08月11日
モスクワ発
[ロシア太平洋サケマスの生産量が24万4千トンに達する]
ロシア漁業庁は、2012年漁期開始からの、ロシア極東海域における太平洋サケマスの生産量が、24万4,000トンに達し、直近遇数年の2010年の約2倍を記録していると発表した。
最も大きな生産をしている地域はカムチャツカ地方で、カラフトマスとベニザケを中心に17万トン漁獲されており、現在、1日あたりの平均では1万トンで、この内の60%は陸上で加工されている。
また、サハリン地方では4万4,000トン、ハバロフスク地方で2万6,000トンの太平洋サケマスが生産されている。

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