ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
http://kisenren.com
一般社団法人北洋開発協会

ロシアFSBは北太平洋の水棲生物資源保護計画を立案する

2013-08-16 19:02:45 | 日記
2013年08月16日
モスクワ発
[ロシアFSBは北太平洋の水棲生物資源保護計画を立案する]
クレムリンは、ロシア大統領プーチンが、ロシアFSB国境警備局長官クリショフ(Владимир Кулишов)と会合をもったと発表した。
この会合でクリショフは、自らが今年2012年4月に新長官に着任してからの活動状況を報告、来月9月に極東への出張を計画していること等を伝えた。
更に、クリショフは、北太平洋の水棲生物資源保護のため ”沿岸管理・サハリンとクリール諸島で働く”をテーマに活動計画を立案することを報告するとともに、米国、日本、そして韓国などの関係当局との協力体制の強化を強調した。

(関連過去情報)
2013年04月16日 モスクワ発
[ロシア国境警備局新長官にクリショフが任命される]
ロシアFSB国境警備局の新しい長官にウラヂミル・クリショフ(Владимир Кулишов)が、年齢制限により引退するウラヂミル・プロニチェフ(Владимир Проничев)にかわり任命された。
クリショフは、1957年7月20日に、ロストフ地方で生まれ、1979年にキエフ民間航空技術大学を卒業、その後、ロストフの専門工場で働いた。
1982年からソ連KGB(КГБ)に勤務、2000年にはモスクワのFSB中央本部に着任した。
さらに2003年7月にFSBサラトフ地方局長、2004年からチェチェン共和国のFSB反テロリスト局第1副局長を歴任、2008年8月からは、FSB副長官に任命され、国家反テロリスト委員会副委員長を務めていた。
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アニワ湾の漁期は始まる前に終わった アニワ湾漁業者協会会長А.Кобелев

2013-08-16 18:32:54 | 日記
アニワ湾の漁期は始まる前に終わった アニワ湾漁業者協会会長А.Кобелев
16.08.2013 Источник: sakhalinmedia.ru
Похоже, путина в Анивском заливе Сахалина закончилась, не начавшись. На сегодняшнем совещании комиссии по регулированию добычи анадромных видов рыб в Сахалинской области было принято решение о переносе промышленного вылова в Анивском заливе Сахалина с 16 на 21 августа, сообщил корр. ИА SakhalinMedia президент Ассоциации рыбаков Анивского залива Анатолий Кобелев.
- Похоже, путина в Анивском заливе Сахалина закончилась, не успев начаться. Рыбы нет, - говорит президент Ассоциации рыбаков Анивского залива Анатолий Кобелев.
В то же время в Анивском районе стоит три рыборазводных завода. Где хотя бы искусственно выращенная рыба, задается вопросом рыбопромышленник.
Как сообщил руководитель "Экологической вахты Сахалина" Дмитрий Лисицын, в 2012 году скат дикой молоди во всех районах, кроме северо-востока острова, был самым низким за всю историю наблюдений. Для примера: в залив Анива скатилось 28 млн мальков, тогда как для хорошего возврата горбуши скат должен быть на уровне 350 млн штук.
- При такой диспропорции глупо ждать обильных подходов лососевых в этом году, - отметил эколог.
По словам Кобелева, если путина все же будет, возможно, срок ее окончания продлят. Однако с конца августа в реки Анивы начнет заходить на нерест кета. Согласно многолетней практике, тогда будут установлены РУЗы и право на вылов получат только определенные компании. В прошлом году лов вела компания ООО "Таранай".
По его мнению, произойдет такая же ситуация, как и в прошлом году, когда в Долинском районе закрыли промысел. На реке Найба поставили РУЗ и два предустьевых невода. Господин Сливин, Верховский и Сафронов выловили там 2060 тонн кеты. В реку не было пропущено ни одной рыбины.
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サハリン州のカラフトマス生産量が約12万4,000トンに達する(8月15日時点)

2013-08-16 17:30:27 | 日記
2013年08月16日
サハリン発
[サハリン州のカラフトマス生産量が約12万4,000トンに達する(8月15日時点)]
今年2013年漁期開始から同年8月15日までの、サハリン州におけるカラフトマスの生産量が約12万4,000トンに達した。
操業は東サハリン沿岸が主漁場であり、現在、漁獲を牽引しているのはノグリスク地区で、昨日8月15日の1日あたりの生産量は1,182.3トンだった。
この地域の今年2013年漁期開始からのカラフトマスの生産量は1万5,252トンに達した。
同様に漁期開始から累計で最もカラフトマスを生産しているのはポロナイスク地区で5万3,638トン、これに、スミルノホフスク地区が2万6,178トンで続いている。
また、マカロフ地区では1万4,821トンが生産されている。
一方、今年2013年漁期開始から同年8月前半までのサハリン州におけるシロザケの生産量は3,841トン、漁獲勧告の12%相当で、まだ本格的な漁期を迎えていない。
なお、本日8月16日、サハリン州遡河性魚種生産管理委員会は、アニワ湾における太平洋サケマス操業の開始を再延期し、8月21日に設定する決定を行った。
同委員会は、8月8日、サハリン海洋漁業研究所サフニロの勧告に基づき、アニワ湾における太平洋サケマス操業の開始を、当初計画から6日遅らせ、8月16日とする決定を行っていた。

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ダリモレプロドクトは所属母船を手放すことになる

2013-08-16 01:43:22 | 日記
2013年08月15日
ウラヂオストク発
[ダリモレプロドクトは所属母船を手放すことになる]
“Дальморепродукт”(ダリモレプロドクト)社の倒産整理開始から10年が経ち、保持してきた漁獲枠は手放さざるを得なく、所属母船はスクラップ向けに売却されることになるだろう。
この判断は、老朽化による修繕費の問題等、現在の管理運営者の判断によるものとされる。
スクラップ向けに売却が計画されているのは”Содружество”(ソドルジェストヴァ)で、ウラヂオストクを根拠にしており、2万6,000トンクラス、カニやその他の水産物、魚卵を缶詰にする等、多様な加工が可能で、乗組員は260名に及ぶ。
しかし、この整理で乗組員260名は、職業を失うことになるだろう。
”Содружество”にはエピソードがある。



2010年12月30日、他の9隻の船とともに、サハリン湾で氷に閉じ込められ、極東海運会社FESCOが手配した砕氷船等の救助を受け、翌年の2011年1月31日、ようやく脱出を完了した。
情報によると、この脱出のための救助費用は500万ドルとされる。



同様のタイプの母船は、1988年から1989年にかけ、フィンランドの造船所で3隻建造された。
それは、この”Содружество”ПЗ-2301、Петр Житников”(ペテル・ジチニコフ) ПЗ-2302、そして”Всеволод Сибирцев”(フセヴォロド・シビルツェフ) ПЗ-2303だ。
この内、”Всеволод Сибирцев”は、2011年12月以降、ギリシャ登記の会社が、リベリア船籍、船名を*”HAINAN BAOSHA 001”にして管理運航している。
このことから、現在、ロシアにこのクラスの母船は、Содружество”の他に、やはり同社所属の”Петр Житников”しか存在しない。
(*報告担当者 原口: ”HAINAN BAOSHA 001”は、昨年2012年から中国漁業に投入されており、衛星情報によると、2013年8月15日、シンガポール沖合に位置している。)



(関連過去情報)
2012年05月07日
台湾発
[中国は南シナ海に大型加工母船”HAINAN BAOSHA 001”を配備する]
中国は、近隣諸国との間で領土紛争が激化する中、南シナ海の漁船団へ大型加工母船”HAINAN BAOSHA 001”を投入して、支援体制を強化する。
”HAINAN BAOSHA 001”は3万2,000トンクラス、世界に存在する大型加工母船4隻の内の一つで、14の製品加工ラインが設備され、水産物を1日あたり2,100トンまで処理する能力をもち、600名の乗組員を収容できる。
これまで、中国の漁船団は、漁獲物処理設備が不足していて、漁場に長く滞在することができなかったが、 ”HAINAN BAOSHA 001”の投入で、最大9ヶ月間、漁船団は漁場にとどまり、操業を継続することが可能になる。
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