2013年08月14日
ウラヂオストク発
[ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間の再々延長が認められる]
捜査機関当局の申請を受け、ウラヂオストクのレーニンスキー地区裁判所は、勾留期限切れとなる、ロシア漁業庁沿海地方管理局長アレクサンンドル・イワンコフ(Иванков Александр Егорович)について、再々延長となる、更なる2ケ月間の勾留を認めた。この決定により、イワンコフの勾留期限は2013年10月15日までとなった。2012年11月にウラヂオストクで行われたカニ漁獲枠オークションで、潜在的な応札参加者の数を不当に制限する、連邦法への重大な違反があったと指摘され、イワンコフは、その責任者としてロシア連邦刑法285条1項、同法286条1項(両項ともに職権乱用に関するもの)の罪にとわれたが、この件について沿海地方仲裁裁判所は、2013年6月にオークションの正当性を認める判決を下している。
しかし、これに加えてイワンコフは別件の刑事事件の罪でもとわれている。2013年2月には、オークションで配分された商業漁獲割当の操業海域の使用契約手続きに関する不正が指摘された。2013年4月には、更に、新たな不正が指摘された。
捜査機関当局によると。漁業庁沿海地方管理局は、2010年5月から2011年9月までの間、ウラヂオストクの民間警備会社と、財産や重要書類の保護管理のための契約を結び、その約定書に責任者としてイワンコフが署名したが、実際にはその活動は行われなかった。
これは、イワンコフの個人的な興味に端を発したもので、自らの上司を喜ばせることを目的に、漁業庁職員が、自由に行動するための車両とその管理を確保したのが実態で、連邦予算に対して不必要な支出20万ルーブルを与えたと追及されている。
ウラヂオストク発
[ロシア漁業庁沿海地方管理局長イワンコフの勾留期間の再々延長が認められる]
捜査機関当局の申請を受け、ウラヂオストクのレーニンスキー地区裁判所は、勾留期限切れとなる、ロシア漁業庁沿海地方管理局長アレクサンンドル・イワンコフ(Иванков Александр Егорович)について、再々延長となる、更なる2ケ月間の勾留を認めた。この決定により、イワンコフの勾留期限は2013年10月15日までとなった。2012年11月にウラヂオストクで行われたカニ漁獲枠オークションで、潜在的な応札参加者の数を不当に制限する、連邦法への重大な違反があったと指摘され、イワンコフは、その責任者としてロシア連邦刑法285条1項、同法286条1項(両項ともに職権乱用に関するもの)の罪にとわれたが、この件について沿海地方仲裁裁判所は、2013年6月にオークションの正当性を認める判決を下している。
しかし、これに加えてイワンコフは別件の刑事事件の罪でもとわれている。2013年2月には、オークションで配分された商業漁獲割当の操業海域の使用契約手続きに関する不正が指摘された。2013年4月には、更に、新たな不正が指摘された。
捜査機関当局によると。漁業庁沿海地方管理局は、2010年5月から2011年9月までの間、ウラヂオストクの民間警備会社と、財産や重要書類の保護管理のための契約を結び、その約定書に責任者としてイワンコフが署名したが、実際にはその活動は行われなかった。
これは、イワンコフの個人的な興味に端を発したもので、自らの上司を喜ばせることを目的に、漁業庁職員が、自由に行動するための車両とその管理を確保したのが実態で、連邦予算に対して不必要な支出20万ルーブルを与えたと追及されている。