ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ロシア科学研究機関 貴重種 南クリール沿岸エゾバフンウニ採捕動向等を発表

2023-12-22 11:01:01 | 日記

 

2023年12月21日

リポート 北海道機船漁業協同組連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[ロシア科学研究機関 貴重種 南クリール沿岸エゾバフンウニ採捕動向等を発表]

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ・サハリン支部サフニロは、今般、貴重種となる南クリール沿岸のエゾバフンウニの採捕動向等をリポートした。

南クリール沿岸のエゾバフンウニはこの10年間、一貫して高い資源量を維持している。

2009年以降、TACの開発率は98%-100%となっている。

今年2023年のTAC設定は6,060トンで、同年11月20日までの採捕量がTACの80%強相当の4,860トンとなっている。

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ロシア科学研究機関 日本EEZ“またがり資源”南クリール海域イワシ・サバ漁業動向等を発表

2023-12-22 09:55:24 | 日記

 

2023年12月21日

リポート 北海道機船漁業協同組連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[ロシア科学研究機関 日本EEZ“またがり資源”南クリール海域イワシ・サバ漁業動向等を発表]

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロ・サハリン支部サフニロは、今般、日本EEZと“またがり資源”となる南クリール海域のイワシ・サバの漁業動向等をリポートした。

イワシは数回にわたり大規模な資源増加を経験し、直近では1972年-1990年代初頭だった。

全ての漁業国の総漁獲量は500万トンに達した。

新しい気候海洋時代の到来とともに、当該資源は再び増加し始め、時間の経過とともに、南クリール海域への大量来遊が再開された。

2016年以降、長い休止期間を経て、イワシを対象としたロシアの表層漁業船団が再び組織され、主に南クリールを主漁場に操業が展開されている。

南クリール海域でのイワシ操業は5月、6月-11月、12月初旬までの数ケ月間、表層トロールと巻き網漁船、計20隻-35隻によって行われている。

今年2023年の南クリール海域のイワシの漁獲勧告量は48万5,000トンで、同年11月末までの実績は90%相当の43万5,000トンに達している。

なお、近年、サバは、イワシ操業の混獲程度に推移している。

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