2023年12月05日
BREAKING リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[ベラルーシ ロシア極東EEZスケトウダラ共同操業 漁獲実績4万トンに近づく]
今年2023年、ロシアはベラルーシに対し、最終的にロシア極東EEZにおけるスケトウダラの漁業許可を5万トン発給しており、漁獲実績が3万7,700トンに達していることが分かった。
当該漁獲割当は西部ベーリング海域3万トン、北部オホーツク海域1万トン、西カムチャツカ海域とカムチャツカ・クリール海域がそれぞれ5,000トンずつとなっている。
この許可は、2002年3月13日付ロシア・ベラルーシ政府間協定の枠組みで開催された、第20回両国漁業員会の合意に基づき発給された。
当該漁業は、ロシアとベラルーシの企業による共同操業の形態となっている。
なお、この漁獲割当配分は、両国間の関係強化と食料安全保障に貢献するものと位置付けられている。