ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

ノルウエー養殖サーモン業界 トランプ2.0 不合理な貿易障壁を懸念 北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

2025-01-24 12:09:09 | 日記

 

2025年01月24日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[ノルウエー養殖サーモン業界 トランプ2.0 不合理な貿易障壁を懸念]

ノルウエーに本部を置く水産業グローバル・ミディアは、同国養殖サーモン業界において、トランプの米国大統領就任による“不合理な貿易障壁”設定の可能性に懸念が広がっていると伝えている。

長年、当該業界を見てきた者の中には、米国の輸入水産物への依存度とノルウエーとの強い関係が輸入関税の抑止力になると考えている者もいるが、新政権の行動を予測することは難しいと指摘する者も多い。

業界団体“シーフード・ノルウエー”(Seafood Norway)は、ノルウエーを対象とした高関税設定の可能性は低いとしながらも、予測不可能な行動が、同国業界関係者の多くに、今後の展開について不安を与えていると指摘している。

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ロシア科学研究機関による2024年-2025/2026年アフリカ海域“大調査航海”展開状況(1月19日)

2025-01-24 11:20:32 | 日記

 

2025年01月24日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ロシア科学研究機関による2024年-2025/2026年アフリカ海域“大調査航海”展開状況(1月19日)]

今年2024年8月から始まったロシア科学研究機関による2024年-2025/2026年アフリカ海域“大調査航海”の枠組みによる2024年-2025年のプログラムに基づく投入調査船の現況を、ロシア漁業庁が1月19日発表した。

“大調査航海”は、科学調査船“アトラント・ニロ”(АТЛАНТНИРО)と“アトランチダ”(АТЛАНТИДА)により、18ケ国の排他的経済水域と領海で行われることになっている。

アトラント・ニロ”は報告日現在、モーリタニア海域から再びモロッコ海域に戻り調査を継続している。

一方“アトランチダ”はモーリタニア海域で調査を継続している。

なお、この“大調査航海”の最大の目的は、アフリカ海域の水棲物資源の評価であり、科学データの入手とロシア漁業の操業機会の発展にあるが、このほか輸出市場の拡大、アフリカ大陸におけるロシアの地政学的地位の強化に新たな機会を生み出すことに貢献することになる。

 

 

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ノルウエー 中国への活ズワイガニ初供給に成功 ロシア業界と競合が始まる  リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2025-01-24 03:45:59 | 日記

 

2025年01月24日

リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[ノルウエー 中国への活ズワイガニ初供給に成功 ロシア業界と競合が始まる]

ノルウエー業界は、今般、中国に初めて活ズワイガニの供給を成功させた。

このセグメントにおいてロシアと競合が始まることを意味している。

ノルウエーから空路、2025年1月23日までに初めてのロットが上海空港に到着した。

先に、ノルウエー漁業海洋大臣マリアンヌ・シベルトセン・ネスは、北京で中国税関当局者と協議を行い、活ズワイガニ輸出のための中国市場開放を求めていた。

この結果、中国は昨年2024年12月、ノルウエーからの活ズワイガニ輸入を正式に承認し、当該セグメントに大きなチャンスをもたらした。

ノルウエー貿易産業水産省は今年2025年1月1日、ズワイガニ漁業許可の一斉更新を行い、参加条件を変更すると、2024年5月下旬に発表していた。

既存のすべての許可が取り消しとなって、新たな条件に基づく許可申請が必要となり、今年2025年から、ズワイガニのTACの10%が活製品出荷のために確保されることも決定された。

ノルウエー漁業海洋大臣ネスは、ズワイガニ漁業の収益性確保のため、より厳格な参加制限が必要だと指摘、着業者が少なければ、漁業効率が高まると言及、新たにズワイガニ操業許可を取得した漁船が、陸上産業との協定締結を条件に漁獲申請し、当該資源にアクセス可能となると説明していた。

ネスは、陸上産業の活動をさらに刺激し、原料供給漁獲割当が貢献するか否かを確認したいとしており、漁船の収益性確保が必要で、新たな操業パターン調整がプラスの波及効果をもたらす時、将来的に支援予算を用意すべきかどうかを判断することができると考えている。

 

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