2025年01月17日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[北海道隣接サハリン州 テルペニア湾コマイ操業概況(1月17日)]
今年2025年漁期、北海道隣接サハリンのテルペニア湾沿岸沖合における、伝統的コマイ操業の漁獲量は同年1月17日までに約920トンとなっている。
当該操業にはドルージバ(Дружба)社、ルイバク(Рыбак)社、そしてポロナイスキー・ズヴェロソフホーズ(Поронайский зверосовхоз)社の船団が着業している。
昨年2024年、東サハリン沿岸・沖合のコマイのTAC設定は約5,800トンで、この内、当該操業に対し5,300トンの生産が勧告され、実績5,158トン、開発率が97%に達し終漁した。
今年、2025年の日本EEZ“またがり資源”コマイのロシア海域のTAC設定と漁獲勧告は別表のとおりとなっている。