2012年10月12日
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局が密漁密輸カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、水棲生物資源の密漁密輸を試みたカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
当局所属警備艇“Командор”(コマンドル)は、ロシア領海において、カンボジアFOC船*“ANTAEUS”を発見、検査のため停船を命じた。
“ANTAEUS”はこの命令を無視して、ロシア排他的経済水域へ逃走を開始、“Командор”の追跡を受け、一時間後にソスノワ岬北東で停船したが、その間、乗組員は漁獲物と漁具を投機した。
当局職員が“ANTAEUS”を検査したところ、船内から密漁密輸を試みた証拠となる水棲生物資源の破片が発見された。
“ANTAEUS”の行動は、刑法第322条などに違反しており、更なる調査のため当局によりナホトカ港へ連行された。
なお、“ANTAEUS”の船主は“Trans Kargo Co.,Ltd.”で、乗組員はロシア人7名とウクライナ人4名で構成されていた。
*写真は“ANTAEUS”。報告担当者が、日ロ密漁密輸(IUU漁業)防止協定署名直後の2012年9月12日、1700頃、稚内港にて撮影。当日、約20隻のカンボジアを中心としたFOC船が停泊。
ウラヂオストク発
[沿海地方国境警備局が密漁密輸カンボジアFOC船を拘束]
ロシアFSB沿海地方国境警備局は、水棲生物資源の密漁密輸を試みたカンボジアFOC船を拘束したと発表した。
当局所属警備艇“Командор”(コマンドル)は、ロシア領海において、カンボジアFOC船*“ANTAEUS”を発見、検査のため停船を命じた。
“ANTAEUS”はこの命令を無視して、ロシア排他的経済水域へ逃走を開始、“Командор”の追跡を受け、一時間後にソスノワ岬北東で停船したが、その間、乗組員は漁獲物と漁具を投機した。
当局職員が“ANTAEUS”を検査したところ、船内から密漁密輸を試みた証拠となる水棲生物資源の破片が発見された。
“ANTAEUS”の行動は、刑法第322条などに違反しており、更なる調査のため当局によりナホトカ港へ連行された。
なお、“ANTAEUS”の船主は“Trans Kargo Co.,Ltd.”で、乗組員はロシア人7名とウクライナ人4名で構成されていた。
*写真は“ANTAEUS”。報告担当者が、日ロ密漁密輸(IUU漁業)防止協定署名直後の2012年9月12日、1700頃、稚内港にて撮影。当日、約20隻のカンボジアを中心としたFOC船が停泊。