名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

田んぼの草取り

2010年07月06日 | セカンドルーム

 

朝8時から田んぼに入って草取りをした。
日差しもなくて、比較的涼しかったので、作業は楽だった。
田植えの時は、小さな4~5本の苗が、ぶんけつして20本ほどの稲株になっている。
ここまで稲が成長すると、「中耕除草機」を通せないので、手で抜き取るしかない。
タベ(稗科の草)は抜いて腰のざるに入れ、その他の雑草は掻き取るようにして、泥の中へねじ込んでいく。
腰を屈めると、ちょうど稲の先が顔に届くくらいに伸びたので、ギザギザの鋭い葉先が頬やおでこに触れて鬱陶しい。
屈んだ拍子に目を突くこともあるので、気を付けなければならない。

午前中の4時間で終わり、ざる7杯分のタベを取った。


広い田んぼの草取りをしているおばあさんは、午後もひたすら草取りを続けていた。


昼寝の後、林道を散歩していたら、「またたび」の花が良い香りを放ち、小さな青い実も付けていた。


またたびは蔓が高い木に絡まっているので見分けがつかないが、今の時期は葉っぱの一部が、白いペンキを塗ったように変化するので見付けやすい。
この地方では、血行促進や滋養強壮の効果があると言われ、焼酎に漬け込んで飲んだり、茎や葉を乾燥して入浴剤に利用する人もいる。
またたびの語源は、旅で疲れた人が、実を食べたところ元気が出て、「また、旅ができた」ことから来たと言われている。
猫は実を喜んで食べ、陶酔状態になったり、興奮することは良く知られている。
実をユキ(柴犬)に食べさせてみたが、すぐに吐き出してしまった。
どうも興奮するのは、猫科の動物だけのようだ。

コメント (8)
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