昨日の好天と打って変わって、朝から細かい雨が降っている。
朝の日課になっている田畑の見回りに困るような降り方ではないので、いつものように田んぼを一周して、畑で朝食用のキュウリとエンドウ、パセリを取ってきた。
途中にあるくるみの木は、ピンポン玉ほどに大きくなった実をたわわに付けていた。
枝には大きな毛虫がいて、盛んに葉っぱを食べている。
遠くからは目立たないが、近づくと無数の毛虫がたかっていた。
葉っぱや小枝の色と似ているので、天敵の野鳥も見つけ難いことだろう。
毛虫も好みがあるのか、木によって集まってくる種類が違うようだ。
お互いに侵すことなく、テリトリーを守っているのだろうか。
最近ユキは毎晩烈しく吠えて、庭を動き回っている。
昨夜は、あまりの烈しい吠え方に、夜中に2度も目が覚めてしまった。
人や車が通ることはないので、裏山から夜の訪問者が近づいて来たのかも知れない。
真っ暗闇で外の様子はわからないが、夜目が利き、嗅覚や聴覚の鋭い犬は、異状を察知して反応しているのだろう。
庭も山裾も雑草がすっかり伸びてしまったので、動物も安心して侵入してくるようだ。田畑の草刈が優先して、後手に回ったのがいけなかった。
昨日のように天気の良い日は、寝不足をカバーするためか、朝から風通しのいい所で昼寝をすることが多い。
湿気を除くため、小屋の屋根を外して外気を当てているので、日が陰ると小屋の中へ戻ってくる。
こんなしどけない姿で寝ているのは珍しいが、昼間は安心するのか、おばさん犬になってしまったせいだろうか。
飼い主も寝不足で昼寝をするが、寝相はこれほどひどくないと思う。
これから一緒に名古屋へ行くが、どんな行動を取るのか観察してみよう。