名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

サイクルコンピューターを使ってMTBテスト走行

2010年07月19日 | セカンドルーム

 


先日、netで注文したサイクルコンピューターとボトルホルダーが届いた。


コンピューターの取り付けはアナログ的で、自転車のリムとスポークにセンサーを取り付け、ハンドルに装着した本体とコードで繫げばOKである。
タイヤの周長を入力したり、初期設定する方法は、こと細かく解説してあるが、取り説を読んでいるうちに分からなくなってしまう。
この種の機械共通の方法でやれば問題ないので、細かいところは読み飛ばして何とかセットできた。
今日は早速テスト走行をしようと、朝8時30分にスタートした。
コースは飛騨農園街道を走って、美女高原から国道360号線を朝日町青屋経由、カクレハ高原~高山スキー場までの、70キロ程の行程である。


飛騨農園街に入って、いきなり急坂の登りが5キロほど続く。
ジグザグの登りは照り返しも強く、早くも息が上がってしまった。
それでも自転車を降りて押すことも無く、何とか登りきった。


乗鞍岳や御岳を見ながら、美女高原への道は、ペダルを漕ぐことも無く駆け下り、汗も疲れも吹き飛ぶくらい爽快だった。


美女が池で休憩を取り、早めの弁当を食べて自転車に乗ったら、お尻の皮が擦りむけたようにヒリヒリする。


この先の長丁場を走りきるのは無理と、早々とコースを変更を決めて、旧国道360号線(木曽街道)を走って戻ることにした。
この道路は鬱蒼とした森の中を、1車線の細い道がくねくねと続くが、ほとんど車が通らないので、自転車は快適に走れる。


途中で大島町へ立ち寄って、知り合いの人たちと雑談をしながら休憩をした。
度々この集落のことはブログでも取り上げているが、孤立した集落に4軒が寄り添うように暮らしている。
1軒は、先年ご主人を亡くされたおばあさんが、一人で大きな家を守り、ほかの家もお年寄りが先祖伝来の田畑を守っている。
ここから大八賀川に沿った道を、岩井町を目指して登っていく。


以前は二つの集落を結ぶ唯一の道であったが、市街地から高山スキー場や乗鞍青少年交流の家へ行く道が開通し、廃道同然の悪路も、MTBなら威力を発揮する。
途中に桑畑や廃田、朽ち果てた作業小屋など、かつての暮らしの痕跡が、ところどころに残っている。


道端の古い地蔵堂を過ぎると、ゴールの岩井町の家並みが見えてきた。
12時30分に家に着いて、コンピューターのデータを見ると、走行23.1キロ、走行時間2時間41分、平均速度8.5キロ、最高速度30.6キロ、消費カロリー173カロリーと出ていた。
データが正確かどうかは分からないが、走る楽しみが一つ増えたので、計画していたコースに、もう一度リベンジしたい。

コメント (6)
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